玉山健太

玉山 健太について

玉山健太（たまやま けんた）は、1982年12月24日生まれの元プロ野球選手で、山梨県の出身です。主に投手として広島東洋カープに所属していましたが、現在はスコアラーとしてチームを支えています。

学生時代

玉山は山梨学院大学附属高等学校に在籍し、3年生の時には第82回全国高等学校野球選手権大会に4番打者として出場しましたが、残念ながらチームは1回戦で敗退しました。同校の野球部には多くのプロ選手が在籍しており、彼の学年では森田丈武や苫米地鉄人、後輩には大島崇行や松本哲也などがいます。特に苫米地選手と大島選手とは後にプロでチームメイトとなりました。

プロ入りと活躍

2000年に行われたドラフトで、玉山は広島東洋カープから3位指名を受けて入団しました。2004年には一軍に昇格し、プロ初勝利を挙げるなどその才能を示しました。初登板は同年4月25日の横浜ベイスターズ戦で、5回を投げて2失点とまずまずの成績を記録しました。

同年の初勝利は6月3日に再び横浜ベイスターズを相手に果たし、5回を投げてまたもや2失点の内容でした。ランナーを上手に抑え、初奪三振もこの試合で多村仁選手から記録しました。

しかし、玉山はその後、度重なる故障に悩まされ、思うようなパフォーマンスを発揮できない時期が続きました。これにより、彼のプロ野球選手としての道は厳しいものとなっていきました。

引退後の道

2006年には戦力外通告を受け、現役を引退する決断を下しました。引退後も広島に留まり、2007年から2013年まで打撃投手としてチームに貢献しました。2014年からはスコアラーに転身し、データ分析を通じて選手たちをサポートしています。

記録

玉山の主な投手としての記録は以下の通りです：

• - 初登板・初先発：2004年4月25日、対横浜ベイスターズ（横浜スタジアム）、5回2失点
• - 初奪三振：同日、1回裏に多村仁から。
• - 初勝利：2004年6月3日、対横浜ベイスターズ（尾道しまなみ球場）、5回2失点。

さらに、初打席・初安打・初打点も同日で記録し、その年に彼の名は少しずつ野球界に知られる存在へと変わってゆきました。

背番号

プロ選手としての玉山の背番号は以下の通りです。

• - 52番（2001年 - 2006年）
• - 106番（2007年 - 2013年）

まとめ

玉山健太は、プロ野球選手として活躍した後、スコアラーとしてもその知識を生かし続ける選手です。彼の経歴は、才能と努力、そして苦労の積み重ねがもたらしたものと言えるでしょう。今後の活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索