王予波

王予波について

王予波（おう よは）は1963年1月に河南省鎮平県で生まれた中華人民共和国の官僚および政治家です。現在、彼は雲南省人民政府の省長を務め、同時に党組織の書記としても重要な役割を担っています。また、中国共産党の雲南省委員会の副書記としても活動し、第12回及び第13回全国人民代表大会の代表を経験しています。

経歴

王予波は1979年11月に青海省のゴロク・チベット族自治州大武中学で教職に就いたのがキャリアのスタートです。1984年には青海師範大学の中文系を卒業し、その後、青海省班瑪県の多貢麻郷団委書記に就任しました。次の年からは青海省ゴロク・チベット自治州の党校にて教鞭をとりました。

1989年には青海省人民政府弁公庁に入庁し、主任科員、副処長、処長と段階を経て昇進していきました。2000年には青海省科学技術委員会の副主任に就任し、次第にそのキャリアを拡大させていきます。2003年には青海省人民政府副秘書長に転任し、翌年には弁公庁の主任も兼務することとなりました。

その後、王予波は2008年2月に青海省教育庁の庁長、党組織の書記に任命されると、2012年には西寧市党委員会副書記、市長、党組織書記としても活躍しました。さらに2015年には青海省党委員会常務委員、秘書長に就任し、その影響力を増しました。

2017年には青海省常務副省長、青海省行政学院院長および黄河（青海段）河長、青海省赤十字会会長等、数多くの役職を兼任しました。

雲南省への転任

2019年5月、王予波は党務に転じ、雲南省に赴任しました。彼は雲南省党委員会の副書記に就任し、翌月には党校の校長も兼務しています。2020年11月には雲南省人民政府副省長、省長代行、党組織書記を兼任するなど、重要なポジションでの活動を続けました。

2021年1月29日、彼は雲南省第13期人民代表大会第4回会議において省長に選出され、正式にその職に就くこととなりました。王予波の経歴は教育、行政、技術にわたり広範囲に及び、彼の政治的実績は雲南省及び青海省にとどまらず、国家的な視点でも重要な意義を持っています。

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