王建軍 (政治家)

王 建軍の経歴と業績

王建軍（おう けんぐん）は、1958年6月に湖北省鄖県で生まれた中国の政治家であり官僚です。彼は中国共産党の重要なメンバーとして知られており、第18期及び第19期の中央委員会に選出されています。王建軍の職歴は、特に青海省において豊富で多岐にわたります。

初期の人生と教育

王建軍は、文化大革命が終わった1978年1月、青海省湟中県の人民公社で「知識青年」として労働を始めました。この時期の経験は、彼の政治キャリアにおいても重要な影響を与えたとされています。1979年7月には、青海師範専科学校の中文系（現：青海師範大学）に入学。その後、1981年9月には西寧市の第十中学で教鞭を執ることとなります。

政治キャリアの歩み

1982年10月に中国共産党西寧市委員会弁公室に入室し、仕事を開始しました。1984年には正式に中国共産党に入党し、彼の政治的活動が本格化します。1985年3月には中国共産党青海省委員会の組織部に異動し、1995年5月まで副部長を務めた後、2004年12月には青海省党委員会秘書長に就任しました。

2007年1月10日、王建軍は青海省委員会常務委員と西寧市党委員会書記に昇進。2010年9月には青海省委員会副書記と省委党校校長を兼任し、更に11月には西寧経済技術開発区の党工委書記も 担うこととなります。このように彼は青海省内での権限を強化していきます。

2011年12月6日、王建軍は青海省委員会副書記と政法委書記、さらには省委党校校長に就任し、2014年には西寧市党委員会に兼任しました。その後、2016年12月19日には青海省人民政府副省長と省長代行に任命され、2017年1月20日には正式に青海省人民政府省長となりました。

党大会と最近の役職

王建軍は2017年10月14日、第18回中国共産党大会で党中央委員に選出され、政治キャリアにおいて新たな一歩を踏み出します。2018年3月21日には青海省委員会書記に昇進し、その能力が評価されたことが窺えますが、2018年8月7日には青海省人民政府省長を解任されました。解任後も9月21日には青海省人民代表大会常務委員会主任を兼務する等、重要な役割を続けています。

王建軍のキャリアは、中国の地方政治において顕著な成果を残しており、特に青海省の発展に寄与してきたと言えるでしょう。彼の後の動向や活動にも注目が集まっています。

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