瑞浪市立日吉中学校

瑞浪市立日吉中学校

瑞浪市立日吉中学校は、かつて岐阜県瑞浪市日吉町に所在した公立中学校です。この学校は、地域の子どもたちの教育を担い、長年にわたり地域社会に貢献してきました。

概要

日吉中学校は、日吉小学校の卒業生が進学する中学校として設立されました。2006年には日吉小学校の敷地内に移転し、小中併設校となりました。この時、学校は日吉小中学校とも呼ばれ、2019年3月までその体制で運営されました。

しかし、2019年に瑞浪市立瑞浪北中学校が新設されることになり、日吉中学校は2019年3月31日にその歴史に幕を閉じました。閉校時の生徒数は44名でした。

沿革

日吉中学校の歴史は、1947年（昭和22年）4月に土岐郡日吉村に日吉村立日吉中学校として開校したことから始まります。開校当初は、日吉第一小学校と日吉第二小学校の校舎を仮校舎として使用し、分散授業が行われていました。

その後、1952年（昭和27年）には木造の新校舎が完成し、移転しました。1954年（昭和29年）4月1日には、瑞浪土岐町、稲津村、釜戸村、大湫村、日吉村、明世村（山野内、月吉、戸狩）、恵那郡陶町が合併して瑞浪市が発足し、それに伴い学校名も瑞浪市立日吉中学校に改称されました。

1972年（昭和47年）には鉄筋コンクリート造の新校舎が完成し、1988年（昭和63年）には体育館も完成しました。2006年（平成18年）には、日吉小学校内に新築移転し、小中併設校としての新たなスタートを切りました。

しかし、時代の流れとともに、2019年（平成31年）3月16日に閉校式が執り行われ、同年3月31日をもって閉校となりました。

その他

2006年まで日吉中学校があった場所は、岐阜県瑞浪市日吉町2674-1です。体育館と武道場（1988年完成）は現在も残っており、瑞浪市民日吉体育館として活用されています。

閉校後、旧校舎は改修され、2019年（令和元年）12月24日からは日吉小学校の校舎として使用されています。

また、日吉中学校の校歌は「ふるさと日吉の歌」と改称され、現在も地域で歌い継がれています。

参考文献

瑞浪市史　近代編　教育　（瑞浪市教育委員会編　2006年）
瑞浪市の歴史　（瑞浪市　1971年）

関連項目

岐阜県中学校の廃校一覧

外部リンク

公式サイト

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