瑞雲橋

瑞雲橋（ずいうんばし）

瑞雲橋は、新潟県三条市を流れる信濃川に架かる、新潟県道1号新潟小須戸三条線に属する橋梁です。橋の長さは287.6メートルあり、三条市の中心市街地と信濃川左岸の上須頃地区を結んでいます。

概要

現在の瑞雲橋は1958年（昭和33年）6月に竣工した桁橋で、車道は片側1車線、下流側には歩道橋が併設されています。かつて左岸側の河川敷には三条競馬場が存在していました。

瑞雲橋の近くには、下流側に国道8号の三条大橋が、上流側には弥彦線の信濃川橋梁が架かっています。

構造

形式: 3径間連続鈑桁2連（支間長38 m）および単純合成鈑桁2連（支間長28 m）
橋長: 287.6 m
幅員: 7 m
施工: 浦賀重工業、川崎重工業（上部工）、羽賀建設（下部工）
竣工: 1958年（昭和33年）6月

歴史

瑞雲橋が架けられる以前は、信濃川の渡河は渡船に頼っていました。1885年（明治18年）10月4日に初めて木造の方杖橋が架橋されました。この橋は橋長565メートル、幅5.5メートルでした。

しかし、1926年（大正15年）7月28日にこの橋が流失してしまったため、翌1927年（昭和2年）に橋長284メートル、幅4.8メートルの木造方杖土橋が架けられました。

そして、1958年（昭和33年）6月に現在の橋が竣工しました。旧橋の木材は、中ノ口川に架かる佐渡橋と五十嵐川に架かる渡瀬橋に再利用されました。

周辺の橋

三条大橋: 瑞雲橋の下流に位置する国道8号の橋。
弥彦線信濃川橋梁: 瑞雲橋の上流に位置する弥彦線の鉄道橋。

外部リンク

新潟県 三条地域振興局 地域整備部
* 空から見る信濃川下流 - 北陸地方整備局 信濃川下流河川事務所

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