環境省大臣官房

環境省大臣官房について

環境省大臣官房は、環境省の内部部局の一つであり、省全体の総合的な調整を行う中核的な組織です。環境省が所管する様々な事務について、その円滑な運営を支える重要な役割を担っています。

主な職務

大臣官房の職務は多岐にわたりますが、主なものとして以下が挙げられます。

審議会等の運営: 中央環境[[審議会]]や公害対策会議といった重要な会議の事務を統括し、審議が円滑に進むようサポートします。
情報システム管理: 環境省が利用する情報システムの整備と管理を行い、業務の効率化を推進します。
図書館運営: 国立国会図書館支部環境省図書館の運営を行い、職員や研究者の情報収集を支援します。
会計処理: エネルギー対策特別会計や東日本大震災復興特別会計など、環境省が所管する会計の経理事務を行います。
財産管理: 会計に属する行政財産や物品の管理を行います。
地方環境事務所の統括: 地方環境事務所の組織運営を統括し、地域における環境行政を支えます。
調査・資料収集: 地方における環境省の所掌事務に関する調査や資料収集を行い、政策立案に貢献します。

これらの職務に加え、他省庁の大臣官房と共通する職務も担っています。

組織構成

大臣官房は、以下の組織で構成されています。

官房長: 大臣官房の長として、組織全体を統括します。
政策立案総括審議官: 政策立案に関する審議を統括します。
サイバーセキュリティ・情報化審議官: サイバーセキュリティ対策と情報化に関する審議を統括します。
審議官: 各分野における審議を担当します。
秘書課: 官房長の秘書業務や人事などを担当します。
地方環境室: 地方環境事務所との連絡調整を担当します。
企画官・調査官: 企画立案や調査業務を行います。
総務課: 大臣官房全体の総務業務を行います。
広報室: 広報活動を担当します。
公文書監理室: 公文書の管理を行います。
国会連絡室: 国会との連絡調整を行います。
環境情報室: 環境に関する情報収集を行います。
会計課: 会計事務を行います。
監査指導室: 会計監査などを行います。
庁舎管理室: 庁舎の管理を行います。
環境保健部: 環境保健に関する業務を専門的に行います。
企画課: 環境保健部の企画立案を行います。
保健業務室: 保健に関する業務を行います。
特殊疾病対策室: 特殊疾病に関する対策を行います。
石綿健康被害対策室: 石綿による健康被害対策を行います。
熱中症対策室: 熱中症対策を行います。
公害補償審査室: 公害による健康被害の補償審査を行います。
環境リスク情報分析官: 環境リスクに関する情報分析を行います。
化学物質安全課: 化学物質の安全対策を行います。
化学物質審査室: 化学物質の審査を行います。
環境リスク評価室: 環境リスクの評価を行います。
水銀・化学物質国際室: 水銀及び化学物質に関する国際的な活動を行います。
放射線健康管理担当参事官: 放射線による健康管理に関する業務を行います。
地域脱炭素推進審議官: 地域の脱炭素化を推進します。
地域政策課: 地域における政策立案を行います。
地域循環共生圏推進室: 地域循環共生圏の推進を行います。
地域脱炭素事業推進課: 地域脱炭素事業の推進を行います。
地域脱炭素政策調整担当参事官: 地域脱炭素政策の調整を行います。

環境保健部の役割

環境保健部は、国民の健康保護に直接関わる重要な部署です。特殊疾病対策、石綿健康被害対策、熱中症対策、公害補償審査など、専門的な知識と技術を必要とする業務を遂行しています。

まとめ

環境省大臣官房は、環境行政の中枢を担い、政策の企画立案から実施まで、幅広い業務を担っています。その活動は、日本の環境保全と国民の健康保護に不可欠であり、持続可能な社会の実現に貢献しています。

参考資料

環境省大臣官房公式サイト

関連項目

大臣官房

この文章は、環境省大臣官房の概要をまとめたものです。より詳細な情報については、環境省の公式サイト等をご確認ください。

もう一度検索