生駒市立あすか野小
学校(いこましりつ あすかのしょうがっこう)は、
奈良県生駒市あすか野南に所在する公立小
学校です。
沿革
当校は、
1981年(
昭和56年)
4月1日、
生駒市立真弓小
学校から分離する形で新たな歴史をスタートさせました。開校間もない
5月には、地域の教育振興を支える育友会(PTAに相当)が結成され、創立総会が開催されるとともに、校舎の竣工を祝う式典も盛大に執り行われました。同年
7月には、児童の体力づくりや遊びの場となる
プールが完成したほか、ジャングルジム、砂場、低鉄棒といった基本的な
遊具も整備されました。さらに
12月には、
学校のシンボルとなる校
旗が制定されています。
翌1982年(
昭和57年)
3月には、
学校の歌である
校歌が制定され、その発表会が開催されました。そして
5月には、創立を記念する式典が挙行され、
5月29日を
学校の創立記念日と定めることが決定されました。同年
8月には、ターザンロープ、吊り輪、タイヤ登りなど、さらに多様な屋外
遊具が加わり、児童の活動の場が拡充されました。
1983年(
昭和58年)に入ると、
1月には運動場における安全対策として防球ネットが完成し、
10月には体育の授業や課外活動に必要な用具を保管するための体育倉庫が整備されました。
1984年(
昭和59年)
2月には、趣のある織部庭園が校内に設けられ、
3月には
体育館内に児童の運動能力向上を促す肋木が設置されました。
創立5周年を迎えた
1985年(
昭和60年)
9月には、記念事業の一環として学年園が完成しました。
11月には、中庭にジャンプホース、運動場にはん登棒といった新たな
遊具が加わっています。
1987年(
昭和62年)の夏期(
6月から
8月にかけて)には、
プールの改修工事と
体育館屋根の改修工事が実施され、施設の維持・保全が図られました。その後も、
1988年(
昭和63年)
12月に雲梯、
1989年(平成元年)
4月には平行棒が整備されるなど、体育施設・
遊具の充実が進められました。
創立10周年の節目である
1990年(平成2年)
10月には、中庭に築山が完成し、「あすか山」と命名されました。そして
11月には、盛大に創立10周年記念式典が挙行されました。
1992年(平成4年)
3月には、運動場の整備が進められるとともに、中庭に新たな
遊具が設置されました。
1993年(平成5年)
11月には、多目的に利用できる「ふれあいホール」が完成しています。
施設の老朽化に伴う改修も計画的に行われました。1997年(平成9年)
3月には北館、
1998年(平成10年)
11月には西館の校舎
屋上防水工事が実施されました。
1998年(平成10年)
6月には
プールの改修工事が行われ、
1999年(平成11年)
3月には音楽室の床張り替え工事が、
2000年(平成12年)
2月には
体育館フロアの補修工事がそれぞれ実施されています。
2000年(平成12年)は創立20周年にあたり、
5月には記念の航空写真撮影が、
11月には記念式典が執り行われました。
2001年(平成13年)
3月には、20周年を記念した時計が設置されています。
安全対策の強化も進められました。
2002年(平成14年)
12月には校内に防犯灯が3ヵ所に設置され、
2004年(平成16年)
3月には防犯カメラ、テレビ、インターホンといった設備が導入されました。
2005年(平成17年)
3月には、中庭の築山や運動場の土入れ補修工事が行われ、環境の維持管理が図られています。
近年の取り組みとしては、
2007年(平成19年)
5月に3階の7つの教室に
扇風機が設置され、同
10月には観察池の整備が行われました。
2008年(平成20年)
9月には
緊急地震速報受信装置が設置され、自然災害への備えが強化されました。
2009年(平成21年)
5月には
プールの塗装工事のほか、中庭の築山や運動場の
遊具の補修工事が実施されました。
2010年(平成22年)
8月には図工室が学童保育室へと改築され、
学校施設の多機能化が進められました。同年
11月には創立30周年記念式典が挙行されています。2011年(平成23年)の夏期(
7月から
8月にかけて)には、校舎の耐震工事と中央トイレの改修工事という大規模な工事が行われました。
さらに、教育環境の拡充のため、
2014年(平成26年)
7月には新館の増築工事が開始され、翌
2015年(平成27年)
3月に新しい校舎が完成しました。バリアフリー化も進められ、
2016年(平成28年)
4月には体育倉庫前と
体育館前の階段に手すりが設置されました。
2017年(平成29年)
8月には
体育館に多目的トイレが新設されたほか、本館の北側・南側トイレが洋式化されています。ICT教育の推進のため、
2018年(平成30年)
8月には3年生から6年生までの各教室に大型ディスプレイが導入されました。
2019年(
令和元年)
7月には、全ての普通教室および特別教室に空調設備が完備され、学習環境の快適性が大幅に向上しました。同年
9月には留守番電話機能が設置され、
学校と家庭の連絡体制が整備されています。
2020年(
令和2年)
8月には
体育館の照明がLED化され、省エネルギー化が図られました。同年
9月には創立40周年を記念する航空写真撮影が実施され、2021年(
令和3年)
9月には
学校の顔となる正門の改修工事が行われています。
通学区域
あすか野小
学校の通学区域は、以下の地域を対象としています。
あすか野南1丁目、あすか野南2丁目、あすか野南3丁目
あすか野北1丁目、あすか野北2丁目、あすか野北3丁目
あすか台
白庭台1丁目、白庭台2丁目、白庭台3丁目、白庭台4丁目、白庭台5丁目、白庭台6丁目
卒業後の進路
当校を卒業した児童は、原則として
生駒市立上中
学校に進学します。
周辺環境
あすか野小
学校は、
生駒市立あすか野幼稚園と同一敷地内に位置しており、幼稚園から小
学校への連携がスムーズに行われています。周辺にはトトラ池やあすか野
遊具の広場といった自然や遊びの空間があるほか、あすか野郵便局やあすかのスポーツ広場などの生活関連施設も点在しています。また、飛鳥カンツリー倶楽部の一部ホール(14番から17番)が
学校に隣接しており、緑豊かな環境に囲まれています。
通学区域が隣接する小
学校としては、
生駒市立真弓小
学校、
生駒市立生駒台小
学校、そして
奈良市立二名小学校があります。