田口耕三

田口耕三（たぐち こうぞう、1928年8月11日 - ）は、東京都中央区京橋出身の脚本家です。

生い立ちと原点

田口耕三は、1928年8月11日に東京で生まれました。彼の生家は、祖父が京橋の大根河岸で営んでいた青果問屋でした。幼少の頃から祖父に連れられ、歌舞伎や新派の芝居を鑑賞し、舞台裏にも触れる機会を得て、演劇の世界に深く魅了されていきました。暁星中学校を経て海軍兵学校舞鶴校に入学。太平洋戦争終戦を海軍兵学校で迎えます。

大映でのキャリア

慶應義塾大学文学部仏文科を卒業後、1951年に大映に入社し、プロデューサーおよび脚本家としてキャリアをスタートさせました。映画界での経験を通じて、映像作品制作の基礎を築き、多様なジャンルの作品を手がけました。

テレビドラマの世界へ

大映の倒産後、田口耕三はフリーランスの脚本家として、テレビドラマの世界で活躍の場を広げました。テレビドラマの脚本を中心に手がけ、数多くの作品でその才能を発揮しました。

逸見稔が立ち上げた創作作家集団SHP・葉村彰子を柴英三郎、大西信行、櫻井康裕らと担当しました。

参考文献

『映像メディア作家人名事典』日外アソシエーツ、1991年11月12日、351頁。ISBN 4816911111。

外部リンク

田口耕三 - 日本映画データベース
田口耕三 - allcinema
田口耕三 - KINENOTE
田口耕三 - MOVIE WALKER PRESS
田口耕三 - 映画.com
* Kozo Taguchi - IMDb（英語）

もう一度検索