田嶌万友香

田嶌万友香：元アナウンサーからコミュニケーションディレクターへ

田嶌万友香（たじま まゆか）は、1978年7月29日生まれの日本のコミュニケーションディレクターであり、元KSB瀬戸内海放送のアナウンサーです。愛知県名古屋市出身で、名古屋大学経済学部を卒業後、2002年に瀬戸内海放送に入社しました。

アナウンサーとしてのキャリア

瀬戸内海放送では、高松本社と岡山本社で様々な番組を担当しました。初期には「サタデー倉敷」や「KSBニュースView」などの番組に出演し、その後、2005年4月から2007年3月まで「KSBひるズ」のメインキャスターを務めました。アナウンス業務だけでなく、岡山・香川の複数の記者クラブにも所属し、主に行政や経済分野の取材も行いました。2010年には高松本社報道制作ユニットへ異動し、ドキュメンタリー番組制作に力を注ぎました。

特に、2007年4月に制作した「赤いハンカチが消える〜郵政民営化に揺れる山里〜」はテレビ朝日系列で全国放送され、高い評価を得ました。また、「瀬戸内の色彩　パリで輝く」という番組では、パリのユネスコ本部で取材ロケを行い、テレメンタリー2007年度優秀賞を受賞しました。

記者としては、迅速なスクープよりも、時間をかけて問題の本質を掘り下げることを重視しました。香川県議会の政務活動費の使途に関する調査報道や、「不育症」をいち早く取り上げ、テレビ朝日の報道ステーションでの放送に繋げました。2016年4月から2019年6月までは「KSBスーパーJチャンネル」のメインキャスターを務め、2017年にはANNアナウンサー賞をKSBとして初めて受賞しました。2017年から2019年にかけては、報道ニュースデスクとして、Yahoo!ニュースやLINEニュースの配信も担当しました。

2020年9月に瀬戸内海放送を退社しました。

フリーランスとしての活動

2020年に独立し、コミュニケーション・PRプランナーとして活動を開始しました。アナウンサー時代に培った経験と知識を活かし、企業や団体のコミュニケーション戦略をサポートしています。

人物

3児の母であり、夫は元同僚のKSB瀬戸内海放送のニュース・ドキュメンタリー制作者です。

過去の担当番組

KSBひるズ（メインキャスター、2005年4月 - 2007年3月）
KSBニュースView(火曜)
サタデー倉敷
情報スパーク! KSBひるズ（司会、2004年10月 - 2009年3月）
麺通団と週刊!超うどんランキング（ナレーション）
KSBスーパーJチャンネル(メインキャスター、2016年4月 - 2019年6月)

外部リンク

田嶌万友香 POLARiS (@mayuka_tajima) - X（旧Twitter）
* KSBアナウンサー 田嶌万友香


田嶌万友香は、アナウンサーとしての経験を活かし、現在はコミュニケーションディレクターとして活躍しています。その多才な活動は、今後も注目を集めるでしょう。

もう一度検索