田辺西バイパス

田辺西バイパスについて

田辺西バイパスは、和歌山県田辺市稲成町から芳養町までを結ぶ国道42号のバイパスです。この道路は、総延長3.8kmで、中央分離帯を備えた4車線の道路として設計されており、運転者にとって安心・安全な通行が可能です。設計速度は60km/hで、交通の流れをスムーズにすることを目的としています。

概要

• - 起点: 和歌山県田辺市稲成町
• - 終点: 和歌山県田辺市芳養町大屋
• - 総延長: 3.8km
• - 構造規格: 第3種第2級
• - 車線数: 4車線（一部は暫定2車線）
• - 設計速度: 60km/h

このバイパスは、国道42号の交通量の軽減と、地域の道路網の改善を目的としています。交通の流れをスムーズにすることで、地元の経済活動を支える重要な役割を果たしています。

沿革

田辺西バイパスの整備は、1993年から始まりました。以下にその主な経過を示します。

• - 1993年（平成5年）度〜1995年（平成7年）度: バイパス整備に関する調査が始まりました。
• - 1996年（平成8年）11月29日: 都市計画が決定され、このプロジェクトが本格的に動き出しました。
• - 1997年（平成9年）度: バイパスの事業化が進められました。
• - 2002年（平成14年）度: 用地取得が始まりました。
• - 2007年（平成19年）11月11日: 稲成ランプから阪和自動車道南紀田辺IC間（0.6km）が4車線で開通しました。
• - 2014年（平成26年）3月15日: 稲成町から芳養町清地路間（1.6km）が暫定2車線で開通しました。
• - 2022年（令和4年）3月20日: 芳養町清地路から芳養町大屋間（1.6km）の開通により、全線が暫定2車線で開通しました。

接続道路

田辺西バイパスは、複数の重要な交通路と接続しています。その中には、以下のような道路があります。

• - 国道42号 田辺バイパス（起点に直結）
• - 和歌山県道208号秋津川田辺線
• - E42 阪和自動車道／紀勢自動車道 南紀田辺IC
• - 和歌山県道199号芳養清川線
• - 国道42号（終点に直結）

田辺西バイパスの開通により、これらの道路との接続がさらに利便性を高めており、地域住民や観光客にとって重要な交通手段となっています。

このように、田辺西バイパスは和歌山県田辺市の交通問題の解決に寄与し、地域の発展を支えている重要なインフラです。

もう一度検索