甲府中央郵便局

甲府中央郵便局について

甲府中央郵便局（こうふちゅうおうゆうびんきょく）は、山梨県甲府市に位置し、郵便サービスを中心とした多様な業務を提供しています。この郵便局は、民営化前に集配普通郵便局として分類されていました。現在も地域にとって重要な役割を果たしている施設です。

概要

• - 住所: 〒400-8799 山梨県甲府市太田町6-10
• - 併設施設: ゆうちょ銀行甲府店（さいたま支店甲府出張所、取扱店番号080010）。なお、かんぽ生命保険甲府支店は異なる場所に位置しています。

作業所

甲府中央郵便局には、一宮御坂ゆうパックセンターが併設されています。こちらは2010年に設立されたゆうパックの専門拠点で、主に集荷や配送業務を担当しています。

沿革

甲府中央郵便局の歴史は、明治時代にまでさかのぼります。

• - 明治4年: 甲府郵便取扱所としての開設。
• - 1873年: 甲府郵便役所に昇格。
• - 1875年: 甲府郵便局（二等）に改称し、為替業務を開始。
• - 1886年: 電信為替事務が開始されます。
• - 1903年: 通信官署官制施行に伴い、再び甲府郵便局と改名。
• - 1987年: 甲府中央郵便局に改称。
• - 2007年: 民営化の際に、併設された郵便事業甲府支店及びゆうちょ銀行へ業務の一部が移管。
• - 2012年: 日本郵便株式会社の発足に伴い、郵便事業甲府支店を統合。

このような長い歴史の中で、甲府中央郵便局は地域社会に欠かせない存在となってきました。

取扱内容

振興されている業務には、郵便物の配達、印紙の発行、ゆうパックの取り扱い、内容証明サービス、また各種保険業務が含まれます。特に生命保険や自動車保険については、平日の業務延長があり、18時までの営業が特徴です。

また、郵便番号が「40」で始まる地域への郵便物の配達業務も行われており、甲府市、笛吹市、中央市を対象としています。さらに、24時間営業しているゆうゆう窓口もあり、利便性を向上させています。

風景印

甲府中央郵便局は、風景印の使用も行っています。風景印には、名産の「ブドウ」や「水晶」、そして「富士山」がデザインされています。1987年に使用が開始され、地域を象徴する印とされています。

周辺情報

郵便局の周辺には、一蓮寺や甲府市総合市民会館、甲府市遊亀公園附属動物園などの観光スポットがあります。また、国道358号が近くに通っており、アクセスも便利です。

アクセス

甲府中央郵便局へのアクセスは、JR中央本線・身延線の甲府駅から徒歩約25分、南甲府駅からは徒歩約20分。バスを利用する場合も、各系統の路線が「太田町見付」停留所近くに停車するため、便利な交通手段となっています。さらに、中央自動車道の甲府昭和ICからも約4kmの距離にあり、駐車場も完備されています。

結論

甲府中央郵便局は、その歴史的背景と多様なサービス提供を通じて、地域社会に貢献する重要な施設です。便利な立地と豊富な業務内容により、地元住民だけでなく、観光客にとっても利用しやすい環境となっています。今後も地域のニーズに応えながら、さらなる発展が期待されます。

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