『男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-』
概要
『男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-』は、
2008年11月19日にリリースされた
稲垣潤一の
デュエット・カバー
アルバムであり、初めてリリースされたカバー
アルバムです。この
アルバムには、12人の女性アーティストとの
デュエット曲が収録されており、特に注目すべきは、
白鳥英美子とその娘の白鳥マイカとの親子共演です。この作品は、多彩な楽曲をリメイクしたもので、幅広いリスナーに親しまれています。
収録曲
アルバムには全11曲が収録されており、それぞれの曲はオリジナルアーティストの楽曲をカバーしています。特に3曲目の「あなたに逢いたくて」は、稲垣が国外に滞在していたため、
松浦亜弥と別の日に録音されました。後にこの曲は個別にダウンロード販売され、好評を博した結果、ミュージック・ビデオも制作されました。また、この曲は稲垣のベスト
アルバムにも収録されています。
アルバムの中で特に目を引くのが、11曲目に収録された「ドラマティック・レイン」で、これは
中森明菜との
デュエットです。この楽曲は、オリジナルの稲垣の楽曲ですが、英語詞でカバーされています。
また、先行シングルとしてリリースされた「悲しみがとまらない」は、
稲垣潤一と
小柳ゆきの名義で
2008年11月5日に発表されました。この曲にはミュージック・ビデオも付随しており、リスナーの注目を集めています。
特別企画盤
この
アルバムの成功を受けて、
2008年12月24日には『男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES- Special Edition』がリリースされ、オリジナルカラオケCDが付属する2枚組となっています。この特別版も多くのファンに支持されています。
本
アルバムでは、オリジナル曲での
デュエットもあり、
太田裕美との「木綿のハンカチーフ」、また
中森明菜と辛島美登里との別曲での
デュエットも楽しめます。これらの曲は、各アーティストの特性を生かしたアプローチがなされており、リスナーに新たな音楽の楽しみを提供しています。
表彰
この
アルバム及びその後の続編の「男と女」シリーズは、
2009年に
日本レコード大賞において企画賞を受賞するなど、高い評価を受けました。この功績は、
稲垣潤一の多才な音楽活動を印象付ける重要なものと言えるでしょう。
まとめ
『男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-』は、
稲垣潤一の音楽キャリアにおける重要な一歩となり、多くのアーティストとのコラボレーションを通じて、彼の豊かな表現力を引き出した作品となっています。多様なアーティストとの共演が生んだ各曲は、それぞれが新鮮な解釈を加えられ、リスナーに喜ばれています。この
アルバムは、アーティストファンだけでなく、音楽を愛するすべての人にとって聴きごたえのある一枚となっていることでしょう。