白木町

白木町（しらきちょう）

白木町は、かつて広島県高田郡に存在した町で、高田郡の南端に位置していました。1973年10月22日に広島市に編入され、その歴史に幕を閉じました。高田郡においては、その後郡内の全町が合併して2004年3月1日に安芸高田市となるまで、広島市に編入された自治体は白木町のみでした。

町名の由来

町名は、町域の西部にそびえる白木山に由来します。

沿革

1889年4月1日：市町村制が施行され、当時の町域には高田郡に属する秋越村、市川村、井原村、志屋村、三田村が存在しました。
1949年10月1日：井原村が市川村大寺地区を編入。市川村の残部は秋越村と対等合併し、高南村となりました。
1954年3月31日：高南村が有保村有留の一部を編入（残部は高田郡向原町〔現：安芸高田市〕が編入）。
1956年9月30日：井原村、高南村、志屋村、三田村が対等合併し、町制を施行して白木町が成立しました。
1973年10月22日：広島市に編入され、白木町は消滅しました。

地理

河川：三篠川（太田川支流）が町内を流れていました。
山：白木山をはじめとする山々が町域に広がっていました。

大字

町内には複数の大字が存在していました。

交通（1973年10月21日当時のデータ）

鉄道

国鉄芸備線が町内を通っており、以下の駅が存在しました。

井原市駅（いばらいちえき）
志和口駅
上三田駅
中三田駅
白木山駅

道路

国道：町内は通っていませんでした。
主要地方道：広島県道37号広島向原線（現：広島県道37号広島三次線、1982年 -）
一般県道：
広島県道153号白木八本松線（現：広島県道46号東広島白木線、1976年 -）
広島県道226号井原市停車場線
広島県道269号大林井原線（現：広島県道68号大林井原線、1982年 -）
広島県道327号古屋吉田線
広島県道328号志和口向原線

教育（1973年10月21日当時のデータ）

小学校

町内には複数の小学校が存在しました。

中学校

白木町立白木中学校

高等学校

広島県立白木高等学校

関連項目

* 広島県の廃止市町村一覧

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