中三田駅

中三田駅（なかみたえき）

中三田駅は、広島県広島市安佐北区白木町大字三田に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）芸備線の駅です。長閑な風景の中に佇むこの駅は、地域の足として重要な役割を果たしています。

歴史

1915年（大正4年）4月28日：芸備鉄道開業時に開設。
1937年（昭和12年）7月1日：芸備鉄道が国有化され、鉄道省芸備線の駅となります。
1960年（昭和35年）6月1日：貨物取扱が廃止。
1973年（昭和48年）11月1日：特定都区市内制度における「広島市内」の駅となります。
1983年（昭和58年）3月8日：荷物扱い廃止、無人駅化（簡易委託駅化）。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR西日本に承継。
2018年（平成30年）7月6日：豪雨災害により営業休止。
2019年（平成31年・令和元年）
4月4日：三次駅 - 当駅間で暫定的に運転再開。
10月23日：三次駅 - 当駅 - 狩留家駅間で本格的に運転再開。
2024年（令和6年）11月末：自動券売機を撤去。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換が可能です。構内配線は1線スルー方式ではありません。2番線は両方向からの進入・進出が可能で、非常時には折返し運転に対応できます。コンクリート製の駅舎が線路東側にあり、ホームへは構内踏切で連絡します。

広島駅が管理する無人駅であり、簡易委託乗車券の発売は廃止されました。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅です。トイレは男女共用の汲取り式でしたが、現在は閉鎖されており使用できません。

のりば

ホームの方面案内板にはのりば番号が表示されています。

運行状況

2016年3月現在、ホームの方面案内板にのりば番号が表記されています。

2018年7月の豪雨災害の影響で、当駅から広島方面は不通となり、バス代行が行われていましたが、現在は復旧しています。

2021年秋には、狩留家駅 - 当駅間で工事が行われたため、日中時間帯の三次方面行き列車が当駅始発となることがありました。

利用状況

広島市統計書および広島市勢要覧に基づいたデータによると、近年の一日平均乗車人員は以下の通りです。（乗車数と降車数が同じと仮定し、年度毎の総数を365で割り、さらに2で割った値を小数点第二位で四捨五入しています。）

（グラフは省略）

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

安芸三田郵便局
広島市立三田小学校
三田保育所
三篠川

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

■芸備線

■快速「みよしライナー」：通過
■普通：上三田駅 - 中三田駅 - 白木山駅

脚注

出典

各 広島市統計書
各 広島市勢要覧

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

* 中三田駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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