白石町立有明中学校

白石町立有明中学校

白石町立有明中学校（しろいしちょうりつ あおいえちゅうがっこう）は、佐賀県杵島郡白石町大字坂田に位置していた公立中学校です。1962年に設立され、2024年3月末をもって閉校し、白石町立白石中学校に統合されることが決まっています。

概要と歴史

この学校は、当初有明村立中学校に属していました。設立当初は、有明村立の3つの中学校、すなわち有明東中学校、有明南中学校、有明西中学校の統合によって開校しました。閉校までの62年間の中で、数々の教育の歴史を重ねてきました。

校訓

有明中学校の校訓は「自立・敬愛・誠実」とされ、生徒たちの成長に重きを置いていました。

校章と校歌

校章は、朝日と海を背景に「有明中」という文字が縦書きで配置されており、地域の自然と学校の精神を表現しています。また、校歌は向井末次による詞と陶山聡による曲から成り、歌詞には学校名も含まれています。

校区

有明中学校の生徒は、以下の3つの小学校から進学していました：

• - 白石町立有明東小学校
• - 白石町立有明西小学校
• - 白石町立有明南小学校

沿革

有明中学校の前身は、1947年に設立された南有明村立南有明中学校であり、これが改組と呼称変更を経て、最終的には有明村立の中学校に統合される形で成立しました。

• - 旧・有明東中学校 では、1947年に南有明村国民学校と青年学校から新たに設立され、1962年に統合によって閉校。
• - 旧・有明南中学校 も同様に、1947年に設立された後、いくつかの名称変更を経て、1962年に閉校。
• - 旧・有明西中学校 に関しても、1947年に開校し、その後の統合によって1962年に閉校しました。

これらの中学校が統合され、1962年4月1日に「有明村立有明中学校」として新たに生まれ変わりました。統合校舎が完成するまで、旧校舎はそれぞれ「東校舎」「南校舎」「西校舎」として機能していました。1964年に新校舎が完成し、1985年には町の合併に伴い名称が変更されました。

閉校と今後

2024年3月23日には閉校式が行われ、その後4月1日に白石町立白石中学校に統合される形で閉校します。学校の歴史の幕を下ろすことになり、地域の教育の一端を担っていた学校の役割も終わりを迎えます。

跡地の利用

学校の跡地は2026年に新たに白石町立有明小学校として生まれ変わる予定です。地域の教育の場として新たな歴史を築いていくこととなります。

交通アクセス

学校の最寄りの文は、JR九州の長崎本線「肥前竜王駅」。また、バスの停留所である「竜王駅前」も近く、国道207号も通っているため、交通アクセスは良好です。周辺には白石町有明公民館や有明社会体育館もあり、多くの地域活動が行われています。これらの施設は、地域の新しい教育環境づくりにも寄与することでしょう。

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