白糠町立庶路学園

白糠町立庶路学園について

白糠町立庶路学園は、北海道白糠郡白糠町にある公立の義務教育学校です。この学校は、庶路小学校と庶路中学校を統合した形で設立され、義務教育を提供するために開校されました。前期課程（小学校相当）は1〜4年生、後期課程（中学校相当）は5〜7年生となっており、そのため「4・3・2制」の教育体制を採用しています。これにより、1～4年生が初等部（基礎期）、5～7年生が中等部（充実期）、8～9年生が高等部（発展期）として学びます。

学校の概要

2020年4月7日時点で、白糠町立庶路学園には153名の児童生徒が在籍しており、教育活動が活発に行われています。学校の服装に関しては、1年生から6年生までは私服やジャージを着用し、7年生から9年生までは制服が必要です。このような服装規定は生徒が自分らしさを表現しながら、学校生活を楽しむ一助となっています。

課外活動

白糠町立庶路学園では様々な課外活動が行われており、生徒たちは多様なスポーツに参加しています。特に有名なのは、バドミントン少年団や剣道少年団、陸上競技、女子バレーボール部、野球部などです。これらの活動を通じて、生徒は仲間との交流を深め、競技力を高めていくことが期待されています。

学校の沿革

白糠町立庶路学園は2018年4月1日に開校しました。その日には開校式典と記念式典が行われ、白糠町の長からは校旗が授与されました。また、校歌の披露式も同時に行われ、学校の新たな始まりを祝いました。開校後の数日は特に重要で、4月5日に第1回の入学式が開催され、初めての新入生として1年生15名と7年生15名の計30名が入学しました。

その後、6月10日には第1回運動会が、9月30日には第1回学園祭が開催され、生徒たちの学校教育が幅広く展開されました。2019年には第1回卒業式が行われ、初めての卒業生として9年生17名が巣立っていきました。3月22日には最初の修了式も挙行され、学校の成長が感じられる瞬間となりました。

アクセス

白糠町立庶路学園へのアクセスは、白糠町営バス「庶路学園」バス停から徒歩約225メートル、約4分ほどです。また、JR根室本線の西庶路駅からは徒歩約1.1キロメートル、約17分でアクセス可能です。庶路駅からは町営バスを利用し、5分ほどで「庶路学園」バス停に到着します。教育環境としても非常に良い立地条件が整っています。

周辺環境

学校のすぐ近くには白糠町立庶路こども園が同じ建物内に併設されています。このこども園は、進級前の子供たちが通う場所として利用されており、地域の教育の場として機能しています。また、周囲には住宅地の他は田畑や林のみが広がる静かな環境が特徴です。

白糠町立庶路学園は、その歴史を重ねながら地域の教育を担い続けており、今後も多くの生徒たちが成長を育む場として大きな役割を果たしていくことでしょう。

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