白老町消防本部

白老町消防本部の概要と沿革

白老町消防本部（しらおいちょう しょうぼうほんぶ）は、北海道白老郡白老町に所在する消防部門で、その役割は地域の安全を確保するために様々な活動を行っています。2020年の時点で、白老町消防本部は、次のような特徴を有しています。

所在地と管轄地域

消防本部は、白老町字石山にあり、郵便番号は059-0997です。また、管内には西部出張所もあり、こちらの所在地は字虎杖浜、郵便番号は059-0641です。管内の人口は16,472人、世帯数は9,374世帯、面積は425.64 km²となっています。

装備車両

白老町消防本部では、効果的な消防活動を行うため、さまざまな装備車両を保有しています。通常のポンプ車が2台、水槽付きポンプ車が3台、救助工作車が1台、指揮車や広報車もそれぞれ2台、査察車は2台、高規格救急車が3台と、多岐に渡る装備を整備しています。

沿革

白老町消防本部は、1971年に設立されました。当初は消防業務に特化していましたが、1973年には救急業務をスタートしました。その後、1980年には西部出張所が業務を開始し、1985年には消防団の全分団に携帯無線機が配備されました。また、1989年には北海道広域消防相互応援協定を締結し、他の地域との連携を深めました。

1999年には救急救命士制度を導入し、2000年には登別市消防本部との応援協定を改正しました。2007年には緊急消防援助隊に登録し、さらに2007年10月には新庁舎の開庁式を行い、新しい拠点での運用が開始されました。近年では、2018年に消防団員の年額報酬が改正されました。

組織構成

消防本部には、消防長を中心に予防課、消防課、総務グループがあり、各グループはそれぞれの役割を担っています。予防グループは火災予防活動を、警防グループは緊急出動時の対応を、救急グループは救急医療サービスの提供を担当しています。また、白老町消防団にはさまざまな分団が存在し、合計124人の消防団員が組織されています。

まとめ

白老町消防本部は、地域に密着した消防業務を展開しており、今後も人々の安全を守るための活動を継続していくことでしょう。地域の特性に応じた消防と救急対応を行い、消防団との連携を強化しながら、より安心で安全な地域づくりに貢献しています。白老町の人々に安心を提供するため、これからも重要な役割を果たし続けるでしょう。

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