白野江植物公園

白野江植物公園

福岡県北九州市門司区に位置する白野江植物公園は、北九州市が管理する自然豊かな公園です。もともとは民間の花木園「四季の丘」として親しまれていましたが、北九州市が買い取り、整備を重ね、1996年（平成8年）4月に現在の「北九州市立白野江植物公園」として開園しました。

公園の概要

公園は、四季折々の美しい植物が楽しめるように整備されており、特に春には桜が満開となり、多くの人々が訪れます。入園料は一般300円、小中学生は150円です。園内は広大で、様々な施設が点在しており、一日を通して自然を満喫できます。

歴史

1933年（昭和8年）から開墾が始まり、民間の花木園「四季の丘」として一般に公開されていました。その後、北九州市がこの施設を買い取り、新たな整備を経て、1996年に現在の姿となりました。

桜の名所

白野江植物公園は、桜の名所としても知られています。園内には約60種800本の桜があり、特に樹齢400年の「白野江のサトザクラ」は福岡県の天然記念物に指定されています。春には、このサトザクラをはじめとする様々な種類の桜が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。

園内施設

公園内には、以下のような様々な施設があります。

入口広場: 公園の入口に位置し、訪れる人々を迎えます。
芝生広場: 広々とした芝生が広がり、ピクニックや休憩に最適です。
ボタン園: 色とりどりのボタンが植えられており、見応えがあります。
ツツジ園: 春にはツツジが咲き誇り、美しい景観を楽しめます。
桜広場: 桜の木々が集中しており、春には桜を楽しむことができます。
湿生園: 湿地に生息する植物を観察できます。
水生園: 水辺の植物や生物を観察できます。
水仙の丘: 水仙が咲き誇る丘で、美しい景色が広がります。
木漏れ日の路: 木々の間を縫うように作られた散策路です。
木漏れ日広場: 木漏れ日が心地よい広場です。
落葉の森: 秋には美しい紅葉が見られます。
花畑: 様々な花が植えられ、季節ごとに異なる景色を見せてくれます。
休憩室: 散策の合間に休憩できる施設です。
展望広場: 公園内を一望できる広場です。
第2展望広場: もう一つの展望スポットで、異なる景色を楽しめます。
見晴らし台: 高台にあり、周囲の景色を見渡せます。
* 山頂広場: 公園の山頂に位置し、開放的な空間です。

アクセス

公共交通機関を利用する場合、JR鹿児島本線門司港駅から西鉄バス北九州白野江行きに乗車し、「白野江2丁目」バス停で下車後、徒歩約4分です。車の場合は、九州自動車道門司インターチェンジから約2.8km、北九州高速4号線春日出入口から約3.8kmです。

まとめ

白野江植物公園は、自然を満喫できるだけでなく、歴史や文化にも触れることができる魅力的なスポットです。四季折々の花々や、広大な敷地を活かした様々な施設は、訪れる人々を飽きさせません。散策やピクニック、写真撮影など、様々な楽しみ方ができるため、ぜひ一度訪れてみてください。

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