百恵ちゃんまつり'78

アルバム『百恵ちゃんまつり'78』の詳細

『百恵ちゃんまつり'78』は、日本の歌手であり女優でもある山口百恵の4枚目にあたるライブアルバムです。このアルバムは、1978年11月21日にCBSソニーからリリースされ、彼女の魅力あふれるパフォーマンスを収めています。アルバム手にすることで、当時のライブの興奮を肌で感じられることでしょう。

概要

このアルバムは新宿コマ劇場で開催された第4回「百恵ちゃんまつり」の内容を収録しています。帯のコピーには「歌い踊る百恵 ミュージカルステージの熱い興奮と感激のすべて」とあり、ライブの感動がダイレクトに伝わってきます。二枚組のLP盤となっており、百恵の専属バンド「ザ・ユニバース」が演奏に参加しているのも特徴です。次年の1979年と1980年にも「百恵ちゃんまつり」は続けられましたが、商品化されたのはこの作品が最後でした。特に1980年のイベントは、百恵にとって引退を前にした重要なコンサートでもあり、武道館での引退コンサートとともに、彼女の音楽キャリアのハイライトのひとつとなりました。

1980年のミュージカル「不死鳥伝説」もまた、スタジオ録音のオリジナルアルバムとしてリリースされており、百恵の音楽活動の集大成とも言えます。

ライブ内容

百恵ちゃんまつり

このライブは、二部構成で行われました。第一部はミュージカル「愛の鐘は鳴らない」で、青柳修が監修、下山啓が作・脚本を担当し、長束利博が演出を手がけています。第二部では、百恵のヒットソングを中心に構成された「百恵と共に」が披露され、やはり青柳修が監修、長束利博が構成・演出を担当。演奏は「ザ・ユニバース」が行い、彼女の代表曲を生き生きと届けました。

収録曲

収録曲は、全編曲を服部克久が行っており、彼のセンスが生かされています。ただし、LP盤の収録時間の制約により、特定の曲の順番が変更されている点も注意が必要です。実際のライブの演奏順で楽しむためには、特にその点を知っておくことが重要です。

ボーナストラック

さらに、2006年にリリースされたライブCD-BOX『MOMOE LIVE PREMIUM』には、LP盤には収録されていなかった曲がボーナストラックとして追加され、当時の演奏順に合わせて楽しむことが可能になっています。これにより、ファンにはたまらない内容となっているでしょう。

結論

『百恵ちゃんまつり'78』は、山口百恵のキャリアの一つの大きな節目を刻む記念すべき作品です。彼女の情熱と才能が存分に発揮されたこのアルバムは、聴くものに感動を与え続けています。この作品を通じて、彼女の音楽に触れることは、ファンだけでなく新たなリスナーにも価値のある体験となることでしょう。

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