皆川真人

皆川 真人（みながわ まこと）の音楽活動

皆川真人は1973年12月29日、福井県に生まれたキーボーディストであり、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、さらにはサウンドデザイナーとしても活躍しています。独特の浮遊感と透明感がある音楽スタイルで、多くの音楽家からの信頼を得ており、その多彩な技術を通じて多くの楽曲に貢献してきました。

初期の音楽活動

彼が音楽の世界に触れたのは早く、3歳からピアノを習い始め、小学生の頃には学校の校歌をブラスバンド編成にアレンジしました。中学で初めてシンセサイザーを使った経験が、彼の音楽家としての道を決定づけます。18歳になると神奈川県川崎市の昭和音楽大学に進学し、19歳で初めてのライブサポートを経験します。

1996年に22歳で大学時代の友人でありギタリストの戸谷誠と音楽ユニット「シンナーズ」を結成し、同時に彼のトレードマークであるスキンヘッドスタイルを定着させました。その後、元The Turtlesの松本タカヒロが中心となるバンド「SPARKY」にも参加し、音楽の幅を広げていきます。

バックバンド及びプロデュース活動

1999年から2000年には椎名林檎のバックバンド「虐待グリコゲン」の一員として、レコーディングやライブに参加しました。特に2002年にはYUKIの1stアルバム『PRISMIC』に参加し、以後彼女のバックバンドである「プリズミックYUKIバンド」、さらには「アストロマジックオーケストラ」、「バンドアストロ」といったプロジェクトに関わるようになります。

レミオロメンのサポートメンバーにも2004年から加わり、サウンドプロデュースを担当するようになったのは2009年以降です。さらに、地元の音楽シーンでも注目を集め、秦基博のサポート・メンバーとしても活躍し、彼の楽曲のプロデュースも手がけています。

コラボレーションとディスコグラフィー

これまでに鈴里真帆やChara、米倉千尋など、多数のアーティストと作曲、編曲、サウンドプロデュースを行ってきた皆川。彼の音楽活動は常に進化しており、最近ではsalyuやCHARAのサポートメンバーとしても活動を広げています。そして、2019年からはポルノグラフィティのサポートメンバーにも名を連ねています。

映像への出演とその他の活動

彼はまた、ミュージックビデオでも活動しており、椎名林檎の「真夜中は純潔」では悪の親玉役として登場するなど、音楽だけでなく視覚表現にも貢献しています。皆川真人の音楽は、聴く人々に深い印象を与え続けており、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。

彼の公式ブログ「今思う事」や烏龍舎によるアーティストページでは、最新情報や活動の様子を確認することができます。

もう一度検索