盛岡駅バスターミナル

盛岡駅バスターミナルの概要

盛岡駅バスターミナルは、岩手県盛岡市に位置し、盛岡駅のすぐ隣に建設されています。このバスターミナルは、岩手県内や他の地域への交通の重要なハブとして機能しており、地元住民や観光客にとって不可欠な施設となっています。

構造

バスターミナルは主に東口と西口に分かれています。東口は駅の本屋側にあり、北口からは1番から3番のりばが、そのまま続いて5番から14番のりばまでが設置されています。これらののりばは反時計回りに番号が付けられており、乗客は容易に目的地へ向かうことができます。また、各のりばには屋根が付いており、悪天候時でも快適に待機できる環境が整えられています。

盛岡都心循環バス「でんでんむし」の15番及び16番のりばは、「滝の広場」に近い位置にあり、かつては観光バス専用ののりばとして利用されていました。

一方、西口バスターミナルはマリオス前に位置し、ロータリー式の構造を持っています。ここでも2010年4月にのりばの番号が変更され、従来の西口1番から9番のりばは21番から29番へと再編され、東口と西口で通しの番号が付けられています。

案内所

バスターミナル内には、盛岡駅前バス案内所が設置されており、主に岩手県交通および岩手県北バスの乗車券や定期券といった各種券売を行っています。案内所の裏手には地下道への出入り口があり、これにより駅コンコースと直結しています。

さらに、JRバス東北の「白樺号」や「スワロー号」、早坂高原線といった路線のIGUCA定期券については、岩手県北バスの窓口で購入することが可能です。盛岡駅の北側2階にはJRバス東北の案内所も存在しますが、窓口業務は2022年3月に終了し、現在は自動券売機のみが稼働しています。この案内所は、盛岡駅の改装に伴い、以前の1階から現在の位置に移されています。

発着路線

盛岡駅バスの交通網は非常に充実しており、岩手県交通の路線バスはそれぞれ3桁の系統番号、また岩手県北バスは目的地に応じたアルファベットと2桁の経路番号が付けられています（ただし、一部の市内線、高速バス、郊外線を除きます）。

東口バスターミナルの路線

東口からは多様な路線バスが発着しており、市内を回る便利な交通手段として多くの乗客に利用されています。各のりばは分かりやすく配置されているため、観光客もスムーズに目的地へ向かうことができます。

西口バスターミナルの路線

西口では主に高速バスが運行されており、長距離の移動を希望する利用者にとっては重要なのりばとなっています。特に28のりばからは繋温泉（大観／紫苑・愛真館）への送迎バスも発着しており、観光客にも非常に便利です。

まとめ

盛岡駅バスターミナルは、地域の交通の中心としてその役割を果たしており、利用者に親切な案内所や整備されたのりばが大きな魅力です。今後も多くの人々に利用され続けることが期待されています。

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