真右衛門(しんえもん)
真右衛門は、日本の
漫画家であり、主に
4コマ漫画を手がけていました。彼の作品は、パロディを基調とした不条理な世界観と、多彩なキャラクターが特徴です。
経歴
真右衛門は、
朝基まさしのアシスタント出身であり、その絵柄には
少年漫画の影響が見られます。
1996年、「ランチのB」で
アフタヌーン四季賞佳作を受賞し、『
月刊アフタヌーン』(
講談社)に掲載されデビューを果たしました。翌1997年には、同誌で『G組のG』の連載を開始し、これが彼の代表作となりました。
1998年には、活動の場を広げるために
竹書房に作品を投稿しました。応募作『不自然にかえる』は、第5回
竹書房漫画新人賞の11月準月間賞にノミネートされ、複数のプロ作家がノミネートされる中で最高得点を獲得しましたが、規定点数に届かず選外となりました。この時、同じくノミネートされていたのが私屋カヲルです。
2006年に『G組のG』の連載を終了した後も、様々な雑誌で活躍を続けました。
2008年には、これまで単行本化されていなかった作品を全てフリーで公開し、
4コマ漫画家としての活動を一時中断することを発表しました。
2010年からは、
学習漫画の分野で活動しています。また、「仁円」名義でゲーム音楽演奏バンド「コロニー落とし」にマリオペインターとして参加するなど、音楽活動も行っています。
主な作品
連載作品
G組のG(
講談社 全5巻)
KOマウンテン(
まんがライフMOMO掲載 単行本未収録)
てくてくポポ(
まんがライフオリジナル増刊号(秋月りすスペシャルにのみ断続的に掲載されていた) 単行本未収録)
鈴木さんのたてがみ(
まんがくらぶ掲載 単行本未収録)
働き者がばかをみる(
竹書房 全1巻)※月刊東京ワーカー 改題
めもるは何もメモらない(
竹書房 1巻 以降は単行本未収録)
少年ジャン部(
近代麻雀掲載 単行本未収録)
カッコいい薬剤師(日経DI掲載 単行本未収録)
すてきなフェルマシェンヌ(日経DI掲載 単行本未収録)
ガチ博士のヤンキーラボラトリー(双葉社 1巻 双葉社Webマガジン掲載)
免疫学がわかる(著・
夏緑/技術評論社)
遺伝子・DNAがわかる(著・
夏緑/技術評論社)
ふしぎ?おどろき!科学のお話(文・協力/ポプラ社)
外部リンク
真右衛門のまんが大百科 (公認サイト)
『ガチ博士のヤンキーラボラトリー』(web連載)
日経DI(『かっこいい薬剤師』 掲載中)
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真右衛門のあとがき(単行本未収録作品公開サイト)