矢尾拓也

矢尾拓也（やおたくや）

基本情報

• - 生年月日: 1988年1月22日
• - 出身地: 北海道北見市
• - 学歴: 北海道北見柏陽高等学校卒業

矢尾拓也は、日本で活躍するドラマーであり、特にNanakambaというバンドのメンバーとして知られています。彼は、パスピエというバンドにも所属しており、その際には「やおたくや」という名前で知られていました。

人物背景

矢尾は北海道北見市に生まれ、訓子府町で育ちました。中学時代にはBUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENの「天体観測」に魅了され、仲間と共にバンド活動を始めました。ASIAN KUNG-FU GENERATIONやTHE BLUE HEARTS|THE_BLUE_HEARTS、MONGOL800などの曲をコピーし、音楽の楽しさに目覚める経験をしました。彼が高校時代にドラムを本格的に学びたいと思い、吹奏楽部に入部したのもこの頃です。

当初はパーカッションを担当し、高校3年生のときに音楽の道に進むことを決意しました。東京事変のライブDVDに登場する刄田綴色の演奏を見て、プロを目指すきっかけとなりました。上京後は、刄田にアシスタントとして参加し、約3年にわたり彼の下で学びました。

音楽キャリア

矢尾は、上京後に数多くのバンドを掛け持ちし、特にパスピエへの加入が大きな転機となりました。メンバーと出会ったのは、下北沢のブッキング・マネージャーを通じての偶然でした。彼は、その音楽性とテクニックの高さから、バンドに受け入れられました。パスピエでは、クロスハンド奏法とオープンハンド奏法を融合させた特徴的なスタイルを持っています。

彼はシンバル類を多く使い、特にフロアタムを右側に2台配置することが多く、独自のサウンドを生み出しています。パスピエを脱退した後も、セッションやサポート活動を通じて、多様なスタイルを追求し続けています。特に、カノウプスとのエンドース契約後は、そのブランドのドラムキットを多く使用しています。

プライベート

2017年6月に挙式し、現在は3児の父として家庭を支える側面も持つ矢尾。音楽だけでなく、家庭という新たな責任を背負っています。

主な活動

業界での活躍は数多く、2007年頃から活動を開始し、パスピエには2010年に加入しました。在籍中には多くの楽曲制作に寄与し、様々なジャンルのアーティストと共演しています。2017年にはパスピエを脱退後、彼の名前を漢字で表記するようになりました。
Nanakambaでは、彼の参加により多くの楽曲が生まれ、2024年には既存の楽曲をまとめたEPが再リリースされています。

彼の音楽活動は、バンドのみに留まらず、ドラムレッスンの開催やワークショップなどを通じて、次世代のアーティスト育成にも力を入れています。その影響力は広がり続けており、多くのファンと支持を集めています。

参加作品

彼は、パスピエやNanakambaの楽曲に参加し、多大な影響を与えてきました。今後の活動にも期待がかかります。

総じて

矢尾拓也は、情熱と技術を兼ね備えたドラマーとして、幅広い活動を展開しているアーティストです。今後の音楽シーンへの貢献が楽しみです。

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