石崎涼馬

石崎涼馬

石崎涼馬（いしざき りょうま、2000年8月9日 - ）は、大阪府四條畷市出身の現役大相撲力士。高砂部屋に所属し、本名も石崎涼馬である。身長172.0cm、体重119.0kgと、力士としては比較的 ছোট柄だが、その体格を生かした相撲で観客を魅了している。最高位は西幕下筆頭（2025年3月場所）。実兄である朝紅龍琢馬も高砂部屋に所属する力士である。

来歴

石崎は幼少の頃から地元の四条畷相撲連盟で相撲を始めた。相撲の名門である明徳義塾高校に進学し、その後は日本体育大学に進んだ。大学卒業後の2023年からは、滋賀県長浜市で教員として教鞭を執る傍ら、実業団選手として相撲を続けた。大学4年時には全日本相撲選手権で3位入賞を果たし、教員時代には全国教職員相撲選手権個人戦で優勝、国体滋賀県代表に選出されるなど、輝かしい実績を残している。

しかし、日体大相撲部の同期である大の里や阿武剋の活躍に刺激を受け、「後悔しないように、若いうちにできることをやろうと思った」と、角界入りを決意。2024年5月30日、日本相撲協会の理事会において、幕下最下位格付出が承認され、高砂部屋に入門することが正式に発表された。異例の経歴を持つ力士として、注目を集めることとなった。

2024年7月場所で初土俵を踏み、3番相撲で黒星を喫したものの、その後は立て直し6勝1敗と大きく勝ち越した。続く9月場所では、初日に白星を挙げた後、3連敗を喫して後がなくなったが、そこから3連勝し、見事勝ち越しを決めた。11月場所も7月場所と同様に3番相撲で敗れたものの、6勝1敗の好成績を収めた。

2025年1月場所では、西幕下8枚目の位置で6連勝し、あと1勝すれば初優勝と同時に十両昇進という、目前まで迫った。しかし、7番相撲で夢道鵬に敗れ、惜しくも優勝と十両昇進を逃した。続く3月場所では西幕下筆頭となり、3勝3敗で十両昇進の可能性を残していたが、十両の風賢央との対戦で逆転負けを喫し、3勝4敗と入門以来初の負け越しとなった。

主な成績

2025年3月場所終了現在

通算成績：25勝10敗（5場所）

場所別成績

場所	番付	成績
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2024年7月場所	幕下最下位	6-1
2024年9月場所	幕下	4-3
2024年11月場所	幕下	6-1
2025年1月場所	幕下	6-1
2025年3月場所	幕下	3-4

改名歴

石崎 涼馬（いしざき りょうま）2024年7月場所 - 現在

石崎涼馬は、異色の経歴を持つ力士として、今後の活躍が大いに期待されている。兄である朝紅龍とともに、角界を盛り上げる存在となるか、注目が集まっている。

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