石巻女川インターチェンジ

石巻女川インターチェンジについて

石巻女川インターチェンジは、宮城県石巻市にある三陸沿岸道路のインターチェンジです。このインターチェンジは、石巻市蛇田地区に位置し、石巻赤十字病院に隣接しています。ダイヤモンド型の構造を持ち、三陸自動車道において女川町へのアクセスに最も便利なインターチェンジとなっています。

概要

当初、このインターチェンジは石巻北インターチェンジという仮称で計画されていました。しかし、三陸沿岸道路の延伸や矢本石巻道路の無料化に伴い、交通量が大幅に増加したため、その必要性が高まりました。また、東日本大震災からの復興事業の一環として、災害時の救護活動を迅速化する必要性も認識されました。これらの背景から、三陸縦貫自動車道アクセス道路建設促進期成同盟会が国に働きかけ、2011年2月に建設が決定しました。

当初、2012年度に着手する予定でしたが、東日本大震災からの復興事業に組み込まれ、2011年度の第3次補正予算で、当該区間の4車線化とともに事業化されました。このインターチェンジと国道398号石巻北部バイパスを結ぶアクセス道路である宮城県道296号石巻女川インター線も同時に整備され、2015年10月4日に開通しました。

特徴

位置: 石巻赤十字病院に隣接し、救急医療へのアクセスを向上させています。
構造: ダイヤモンド型のインターチェンジで、効率的な交通の流れを実現しています。
アクセス: 三陸道における女川町への最寄りインターチェンジであり、女川方面への所要時間を大幅に短縮します。
災害対策: 災害時の救護救援活動を迅速化し、地域の防災力向上に貢献します。

効果

石巻女川インターチェンジの建設により、以下のような効果が期待されています。

渋滞緩和: 石巻河南インターチェンジ周辺の交通渋滞の緩和。
企業進出促進: 石巻トゥモロービジネスタウンへの企業進出の促進。
救護救援活動の迅速化: 災害時の救護救援活動を迅速化。
アクセス向上: 女川方面からのアクセスを10分以上短縮。

道路情報

本線: E45 三陸沿岸道路 (11-1番)
接続道路: 宮城県道296号石巻女川インター線
料金所: 無料区間のため、料金所は設置されていません。

周辺施設

石巻赤十字病院
国道398号石巻北部バイパス

隣接するインターチェンジ

E45 三陸沿岸道路
(11) 石巻河南IC - (11-1) 石巻女川IC - (12) 河北IC


石巻女川インターチェンジは、地域の発展と安全に大きく貢献する重要な交通インフラです。

関連項目

日本のインターチェンジ一覧

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