石志偉

石 志偉（シ・ジウェイ）

石志偉は1977年8月14日生まれで、台湾の嘉義県出身のプロ野球選手です。本名はツォウ族に属し、ツォウ語での名前はBasuyaiです。彼は右投げで右打ちの内野手として知られています。また、愛称は「小頭」と称されています。

経歴

石志偉は2004年に中華職業棒球大聯盟のLa Newベアーズに加入しました。その年、彼は117安打を記録し、リーグの新人最多安打記録を更新、見事に新人王にも輝きました。その後の彼の活躍は台湾野球界において大きな注目を集めることになります。

彼は2006年のドーハアジア競技大会で野球チャイニーズタイペイ代表に選出され、この大会で優勝を果たしました。この成功は、彼のキャリアにおいて重要なマイルストーンとなりました。また、2008年8月には北京オリンピックの野球チャイニーズタイペイ代表に選ばれ、国を代表する選手としての自覚を持ち続けました。

一方で、2010年には2004年から続けていた6年連続での100安打以上を達成する記録が途切れてしまいます。しかし、彼の実力と経験はその後もチームに大きな影響を与え続けました。2014年のオフには現役を引退し、その後はLamigoのスカウトとして新たな道を歩むことに決めます。

2016年からは中信兄弟の二軍打撃コーチとして指導に携わり、2021年には一軍打撃コーチに昇格しました。選手時代の経験を生かし、若手選手の育成に尽力しています。

選手としての特徴・人物

石志偉は、主にサードを守り、安定した守備力でチームの要となっていました。彼の守備は非常に信頼されており、試合中における冷静な判断力は、数多のプレーで発揮されてきました。また、打撃面でも高い実力を誇り、チームの得点源としても重要な役割を果たしていました。彼のプレースタイルは多くのファンから愛され、台湾の野球界に大きな影響を与えました。

詳細情報

石志偉の選手としての栄誉や成績を以下にまとめます。彼は2004年シーズン終了時には新人王に選ばれており、背番号は6番を12年間着用しました。2016年以降は背番号36として指導者活動を行っています。また、アジア競技大会やオリンピックといった国際大会においても代表として活躍した経験を持っています。

選手としての彼のキャリアは多くの若手選手たちの手本となり、引退後もその影響を及ぼし続けています。

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