石橋伸洋

石橋伸洋：デジタル雀風のプロ雀士

石橋伸洋氏は、1980年生まれの最高位戦日本プロ麻雀協会所属のプロ雀士です。愛称は「黒いデジタル」や「キング」などと呼ばれ、Mリーグ2021-22シーズンまではU-NEXT Piratesに所属していました。神奈川県横浜市生まれで、千葉県佐倉市で育ち、千葉県立八千代高校、國學院大學を卒業しています。

麻雀プロとしての歩み

2009年から2010年にかけて開催された第10回MONDO21杯では初出場にして初優勝という快挙を達成しました。その後も数々のタイトルを獲得し、プロ雀士としての実力を証明しています。

RTDリーグ2017では、小林剛氏と内川幸太郎氏に国士無双を放銃したことから「国士職人」という異名をとるほど、国士無双との因縁があります。Mリーグ2019シーズンでも、自身で国士無双を聴牌するも瀬戸熊直樹氏に阻まれ、翌年には魚谷侑未氏にツモられ、親かぶりを経験しています。

2018年のMリーグドラフト会議では、U-NEXT Piratesから外れ3位指名を受けました。当初は鈴木たろう氏が指名予定でしたが、他チームとの指名重複により、石橋氏が外れ指名で加入することとなりました。

RTDトーナメント2019では、予選を首位通過を果たしました。この時は国士無双ではありませんでしたが、役満である小四喜を和了しています。2023年にはBEAST Japanext選手オーディションにも挑戦しましたが、予選で敗退しています。

プライベートと雀風

石橋氏は、同じく最高位戦日本プロ麻雀協会所属の塚田美紀氏と結婚しており、2017年には長女が誕生しています。ネット麻雀出身で、その雀風はデータに基づいた戦略的な「デジタル」と評されています。正確な計算力と、緻密な戦略に基づいたプレーが持ち味です。

主な成績

第19期 發王戦 優勝
第10回 モンド杯 優勝
* 第36期 最高位戦 優勝

Mリーグでの成績も優秀で、個人賞を獲得するなど、常にトップクラスの成績を残しています。詳細な成績は公式記録を参照ください。

メディア出演と著書

テレビ番組「モンド麻雀プロリーグ」やウェブテレビ番組「RTDリーグ」などに出演。YouTubeやU-NEXTチャンネルでは「おしえて!パイレーツ」にも出演していました。

麻雀に関する著書も多く出版しており、「黒いデジタル麻雀 ～現代流データ戦術を斬る～」「進化するデジタル麻雀　～現代の強者に打ち勝つテクニック～」など、多くの麻雀ファンに影響を与えています。

まとめ

石橋伸洋氏は、高い麻雀スキルと戦略的な思考、そして独自の「デジタル」雀風で知られるトッププロ雀士です。数々のタイトルを獲得し、Mリーグでも活躍。さらに、著書やメディア出演を通して麻雀界に貢献し続けています。今後もその活躍から目が離せません。

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