石橋文雄

石橋文雄（いしばし ふみお）

1966年8月3日生まれ、広島県出身の元プロ野球選手。

プロ入り前

広陵高校時代は三塁手として活躍し、4番打者を務めた。1984年の春の選抜高校野球大会に出場したが、1回戦で敗退。チームには、後にプロ野球選手となる定詰雅彦が同期に、本原正治が1年下に、金本知憲が2年下にいた。同年の夏の甲子園県予選では準々決勝で敗れる。

プロ野球選手時代

1984年のプロ野球ドラフト会議で、広島東洋カープから3位指名を受け入団。

入団後、二軍での出場が長かったが、1990年に外野手へ転向。同年にはプロ初安打を記録し、翌1991年には初の先発出場を果たした。1993年にはシーズン最終2試合に右翼手として先発出場したが、その後は出場機会に恵まれず、1994年限りで現役を引退した。

高校通算30本塁打を記録した長打力が魅力で、ウエスタン・リーグではクリーンナップを任され、高打率をマークすることもあったが、一軍ではその実力を発揮する機会は少なかった。プロ入りから1993年まで背番号52を背負い、1994年シーズン前に主力級の背番号9に変更されたが、同年の出場はわずか3試合に終わった。

引退後

1996年には、台湾プロ野球の時報イーグルスで打撃コーチを務めた。
2006年からは、地元広島県の社会人野球チーム・MSHアカデミーのコーチに就任。
2017年5月3日には、社会人野球のクラブチーム・福山ローズファイターズの野手コーチに就任した。

詳細情報

年度別打撃成績

（成績は省略）

記録

初出場：1988年7月3日、対読売ジャイアンツ14回戦（広島市民球場）、9回裏に紀藤真琴の代打として出場
初打席：同上、9回裏に斎藤雅樹から三振
初安打：1990年7月29日、対中日ドラゴンズ17回戦（ナゴヤ球場）、7回表に達川光男の代打として出場、今中慎二から単打
初先発出場：1991年10月14日、対阪神タイガース26回戦（阪神甲子園球場）、8番・左翼手として先発出場

背番号

52 （1985年 - 1993年）
9 （1994年）
78 （1996年）

脚注

（省略）

関連項目

広島県出身の人物一覧
広島東洋カープの選手一覧

外部リンク

個人年度別成績 石橋文雄 - NPB.jp 日本野球機構
* 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)

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