石渡太輔

石渡太輔：ゲームクリエイター、音楽家、声優、多才な才能の持ち主

石渡太輔（いしわたり だいすけ）は、1973年8月14日生まれ、南アフリカ共和国出身のゲーム開発者、キャラクターデザイナー、そしてミュージシャンです。彼はアークシステムワークス株式会社の取締役を務める傍ら、格闘ゲーム「GUILTY GEAR」シリーズの製作総指揮として、その名をゲーム業界に轟かせています。総合格闘家の石渡伸太郎はいとこにあたります。

生い立ちとキャリア

アミューズメントメディア総合学院ゲームクリエイター学科を卒業後、アークシステムワークスに入社。そこで、彼の代表作となる「GUILTY GEAR」シリーズを世に送り出しました。この作品において、石渡氏はディレクターとしての役割に加え、キャラクターデザイン、版権イラスト、BGM作曲、そして主人公ソル・バッドガイの声優まで、作品の核となる要素をほぼ全て担当しています。

GUILTY GEARシリーズへの貢献

「GUILTY GEAR」シリーズは、その独特な世界観、魅力的なキャラクター、そしてハードロックを基調としたBGMで、多くのファンを魅了してきました。石渡氏自身がロック音楽を愛好していることから、作中に登場するキャラクターや固有名詞には、ロックバンドや楽曲名がヒントとして用いられています。シリーズはアーケード版に注力しており、コンシューマー版の制作には関わっていないと明言しています。

多方面での活躍

ゲーム制作以外にも、石渡氏はラジオやテレビ番組への出演も積極的に行っています。『イソッチの週刊シャキシャキ』や『インプレスTV』などの番組にゲストとして登場し、ゲーム開発に関するトークを繰り広げました。また、同僚である森利道氏に譜面を教えたエピソードも、書籍内のインタビューで語られています。

主な作品

GUILTY GEARシリーズ（イラスト、設定、BGM、キャラクターの声など）
三国志大戦DS（DSオリジナル版馬岱のデザイン）
ディメンション・ゼロ（カードイラスト）
BLAZBLUE（サウンドディレクター）
Hard Corps Uprising（デザイン、BGM）
#コンパス 戦闘摂理解析システム（キャラクターデザイン）

声優としての出演

GUILTY GEARシリーズ（ソル・バッドガイ / 聖騎士団ソル）
バトルファンタジア（フリード）

ラジオ出演

カフェ・ド・アーク
ギルティギアのwebラジオかもしれない

テレビ・ラジオ出演

イソッチの週刊シャキシャキ（ゲスト出演）
インプレスTV（ゲスト出演）
ぶるらじ（第3回ゲスト出演）
続・ぶるらじ（第12回ゲスト出演）
ぶるらじA（第6回、7回ゲスト出演）

参考文献

「ギルティギア 10thメモリアルブック」株式会社エンターブレイン、2010年 ISBN 978-4-7577-4801-9

石渡太輔は、その多才な才能と情熱をもって、ゲーム業界に大きな影響を与え続けています。彼の今後の活躍から目が離せません。

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