石田ショーキチ

石田ショーキチは、1968年4月12日、静岡県静岡市に生まれました。本名は石田昭一。沼津工業高等専門学校卒業後、電気メーカーで設計職に従事していましたが、22歳で音楽の道を志し上京。1993年、車谷浩司とSpiral Lifeを結成し、その音楽キャリアをスタートさせました。Spiral Lifeは1996年に活動を休止しましたが、石田はその後も音楽活動を続け、寺田康彦、吉澤瑛師とScudelia Electroを結成。1996年にはジャパンのトリビュートアルバムでデビューを果たしました。

Scudelia Electroは、2003年に活動を休止しますが、石田は同年に「石田小吉」から「石田ショーキチ」に改名。2004年には、L⇔Rの黒沢健一、スピッツの田村明浩らとMOTORWORKSを結成し、シングル「SPEEDER」でデビュー。精力的に音楽活動を展開しました。2005年にはScudelia Electroを解散し、2006年からソロライブ活動を開始。村松ショータローとのユニット、ニューインディアンデスロックにも参加しています。2007年にはソロデビューアルバム『love your life』をリリースしました。2019年4月に活動休止を宣言しましたが、同年9月に活動再開を発表しています。

石田の音楽活動は多岐にわたり、数多くのアーティストのプロデュースも手掛けています。Cocco、スピッツ、和久井映見、BUNGEE JUMP FESTIVAL、WINOなど、ジャンルを超えたアーティストへの楽曲提供やプロデュースワークは、彼の音楽的才能を証明しています。また、アニメや映画のサウンドトラック、舞台音楽の制作にも携わるなど、その活動領域は広がっています。

石田の音楽的ルーツは、ロック、ニューウェイヴ、テクノなど多岐にわたり、それらが彼の音楽性に深く影響しています。特にSpiral Life、Scudelia Electroでの活動は、当時の音楽シーンに大きなインパクトを与え、現在の音楽シーンにもその影響を残しています。また、プロデューサーとしても、各アーティストの個性を引き出す手腕には定評があり、彼が手掛けた作品は、いずれも高い評価を得ています。2007年に発売されたソロデビューアルバム「love your life」では、彼のルーツミュージックへの愛着が感じられ、ソングライターとしての才能も遺憾なく発揮されています。

石田は音楽活動以外にも、旧車（主にポルシェ）、釣り、ラーメン・うどん（麺類）、猫、スター・ウォーズを愛する人物としても知られています。これらの趣味も、彼の創作活動に影響を与えているかもしれません。

その他、ラジオパーソナリティとしても活躍しており、1996年から2000年までNHK-FM「ミュージックパイロット」を担当しました。彼のユニークな語り口と選曲は、幅広い層から支持を集めました。また、漫画好きとしても知られ、西風の「GTロマン」を愛読しており、BSマンガ夜話にも出演したことがあります。サッカーチームのFC町田ゼルビアのファンであることも公言しています。

石田ショーキチの音楽活動は、今後も多岐にわたり展開していくことが予想されます。彼の独特な音楽センスと、幅広いジャンルへの挑戦は、多くの音楽ファンを魅了し続けるでしょう。

主なディスコグラフィー

シングル
BLACK BIRD / IT’S A NEW DAY（2006年）
30years / Maybe（2006年）
七里ガ浜AWAY (2019年)
Love is Blind （2019年）
300マイル離れて （2020年）

アルバム
love your life（2007年）

映像
SLOW RIDER PLAYED LOUD ~ LIVE YOUR LIFE TOUR 2007~（2008年）

参加作品
オリジナルサウンドブック『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』（2007年）
オリジナルサウンドブック『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』（2008年）
キャラメルボックスサウンドブック『エンジェル・イヤーズ・ストーリー』（2009年）
キャラメルボックスサウンドブック『また逢おうと竜馬は言った』（2010年）
キャラメルボックスサウンドブック『サンタクロースが歌ってくれた』 （2010年）
キャラメルボックスサウンドブック『銀河旋律』（2011年）
キャラメルボックスサウンドブック『流星ワゴン』（2011年）
* キャラメルボックス サウンドブック『鍵泥棒のメソッド』（2014年）

もう一度検索