神奈川県立麻溝台高等学校

神奈川県立麻溝台高等学校

神奈川県立麻溝台高等学校は、相模原市南区北里二丁目にある公立の高等学校です。この学校は1974年に開校し、以来地域の教育機関として多くの生徒を育成してきました。通称「麻高」として親しまれています。

沿革

麻溝台高等学校は、志村農場の一部を譲り受けて建設されました。開校初年度の入学式は、神奈川県立厚木南高等学校で開催され、2014年には創立40周年を迎えました。さらに、2024年には創立50周年を迎える予定です。近年では2020年から2021年にかけて耐震工事が行われ、A棟の教室や職員室は仮設校舎に移動されました。体育館の改修と耐震補強工事も2024年から2025年にかけて実施される計画です。

設置課程

麻溝台高等学校は全日制の教育課程を提供しており、平成24年度からは3学期制を採用しています。授業の時間は45分で、授業間の休憩は10分です。週のうち4日は7時間授業が実施されていますが、水曜日は6時間に短縮されます。平成29年度からは授業の時間が55分に延長され、授業体系にも一部変更が加わりました。

学園祭と球技大会

学校の伝統行事である翔鵬祭は、5月と9月の初めに開催される学園祭で、体育部門（体育祭）と文化部門（文化祭）に分かれて行われます。また、年2回行われる球技大会も人気のイベントで、前期にはサッカーやバレーボール、後期にはドッジボールやバスケットボールなど、さまざまな競技が行われています。特に雨天の場合は、サッカーのチームがバレーボールに変更されることが決まっています。

部活動

麻溝台高等学校では、多様な部活動に参加することができます。主な部活動には、野球部やサッカー部、バスケットボール部、吹奏楽部、文芸部などがあります。他にも、陸上競技部や空手道部、ダンス部、インターアクトクラブなど、幅広い分野の活動が用意されています。

著名な出身者

この学校の卒業生には、多くの著名な人物がいます。相模原市長や元衆議院議員の本村賢太郎さん、お笑いコンビ「ワイワイキング」の苔むし地蔵、ゲームクリエイターのこ〜ちゃさんなどがその例です。他にも、自転車競技のプロ選手である初山翔さんや、スピードスケート選手の齋藤仁美さんなど、様々な分野で活躍している卒業生がいます。

交通アクセス

麻溝台高等学校へのアクセスは便利です。JR横浜線古淵駅から自転車で約15分、小田急小田原線相模大野駅からはバスで約25分の距離にあります。また、JR相模線原当麻駅からも自転車で約15分ほどで到着します。

その他の情報

著名な作家・佐藤多佳子さんの小説「一瞬の風になれ」は、麻溝台高等学校の陸上部での取材を基に書かれたものとして知られています。

麻溝台高等学校は、地域に根ざした教育活動と多彩な行事を通じて、生徒たちの成長をサポートしている学校です。

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