神奈川県道410号湘南台大神伊勢原線

神奈川県道410号湘南台大神伊勢原線の概要

神奈川県道410号湘南台大神伊勢原線（かながわけんどう410ごう しょうなんだいおおかみいせはらせん）は、藤沢市の湘南台から伊勢原市へと至る一般県道です。この路線は一部未供用区間がありますが、将来的には地域の交通網の重要な一環を担うことが期待されています。

概要

この県道は、藤沢市にある国道467号と、伊勢原市の国道246号を結ぶ予定の路線です。総延長は約16.1 kmとされています。

路線データ

• - 整理番号: 171
• - 路線名: 湘南台大神伊勢原
• - 起点: 藤沢市湘南台 藤沢北警察署入口交差点
• - 終点: 伊勢原市（国道246号交点予定）
• - 重要な経過地: 高座郡寒川町、平塚市大神

歴史

2021年3月30日にこの路線は、道路法に基づき「県道湘南台大神」として認定されました。翌2023年4月21日に平塚市大神からツインシティ大神地区までの約0.5 kmが開通し、さらに2024年3月29日には新たに「県道湘南台大神伊勢原」として正式に認定されます。この際、県道湘南台大神は廃止されます。

今後の計画として、ツインシティ大神地区の整備や寒川町倉見から平塚市大神での約1.2 kmの区間についても工事が進行中です。また、相模川に架ける「ツインシティ橋」の建設も計画されています。2026年度以降には藤沢市宮原から寒川町宮山までの約2.3 kmの区間が供用開始される見込みです。

路線状況

当初、この県道は整理番号169で認定されていましたが、その後の改編によって410号に変更されました。路線は4車線が基本で全区間に歩道が設けられる予定であり、交通量は1日あたり23,700台と見込まれています。ただし、ツインシティ大神地区では一時的に2車線での運用となっています。

特に重要な区間として、藤沢市湘南台から宮原間は既存の市道や県道403号の一部が編入され、寒川町の神奈川県道46号相模原茅ヶ崎線の一部が重複認定されています。さらに、新たに平塚市大神から伊勢原市小稲葉までの1.2 kmが整備され、これにより県道410号湘南台大神伊勢原として再認定される方針が2024年に決定されました。

地理

通過する自治体

この県道は、神奈川県内の次の自治体を通過します。

• - 藤沢市
• - 寒川町
• - 平塚市
• - 伊勢原市

交差する道路

この路線が交差する主要な道路には、以下が含まれます。

• - 国道467号（未決定区間）
• - 神奈川県道403号菖蒲沢戸塚線（未決定区間）
• - 神奈川県道43号藤沢厚木線（未決定区間）
• - 神奈川県道404号遠藤茅ヶ崎線（未決定区間）
• - 神奈川県道46号相模原茅ヶ崎線（整備中）
• - 国道246号（未決定区間）

周辺の主な施設

県道410号は近隣の重要な施設にもアクセスしやすく、以下が含まれます。

• - 湘南台文化センター
• - 湘南台駅
• - 藤沢北消防署
• - 藤沢北警察署
• - いすゞ自動車藤沢工場
• - 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス（SFC）
• - 倉見駅
• - THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA

このように神奈川県道410号湘南台大神伊勢原線は、地域の交通網を支える重要な路線として機能することが期待されています。

もう一度検索