神奈川県道711号小田原松田線

神奈川県道711号小田原松田線

神奈川県道711号小田原松田線は、神奈川県小田原市と足柄上郡松田町を結ぶ一般県道です。この道路は、全長9.9kmで、起点は小田原市の飯泉橋東交差点で、ここで国道255号に接続しています。終点は松田町の松田惣領新松田駅入口交差点で、こちらからは神奈川県道72号松田国府津線と接続しています。

道路の概要

もともと国道255号の旧道がこの路線に指定されていましたが、現在では酒匂縦貫道路がバイパスとして整備されています。これにより、通行の効率が向上し、地域間のアクセスが便利になっています。

路線状況

この道路には重複区間がいくつか存在しており、本線部分では、信号無交差点（上大井の栢山入口バス停付近）から鬼柳入口交差点（神奈川県道714号栢山停車場曽我線）までの区間や、足柄大橋東交差点から松田入口交差点にかけて、神奈川県道78号御殿場大井線と重複しています。一方の別線である酒匂縦貫道路では、豊川支所前交差点から富士見大橋東側交差点までの間が重複しています。

地理情報

この道路は、神奈川県内の小田原市、足柄上郡大井町、松田町を通ります。小田原市から出発し、飯泉橋東交差点では国道255号に接続し、その後小田原厚木道路との立体交差があります。経路を進むと、豊川支所前交差点で県道711号の別線である酒匂縦貫道路や神奈川県道717号沼田国府津線と交差します。

大井町に入ると、信号無交差点（上大井の栢山入口バス停付近）を経て、鬼柳入口交差点に至ります。その後、足柄大橋東交差点及び松田入口交差点を通り過ぎ、松田町に到達します。松田町では文久橋を越えると川音川に沿い、さらに踏切から新松田駅入口交差点で県道72号とも接続します。

周辺の施設・地理

この道路の周辺には、酒匂川や勝福寺（飯泉観音）、上大井駅、新松田駅、松田駅など、いくつかの重要な施設があります。また、立花学園高等学校もこの地域に位置しており、交通の便が良いことが特色です。

地域の交通網として重要な役割を果たしている神奈川県道711号小田原松田線は、その整備と利用によって、地元住民の生活を支えています。また、観光地や主要な交通機関へのアクセスを提供しており、地域発展に寄与する存在です。

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