神戸ファッション造形大学(Kobe University of Fashion and Design)
神戸ファッション造形
大学は、
2005年に
兵庫県明石市に設立された私立
大学でした。ファッション造形学部のみの単科
大学として、服飾分野に特化した専門的な教育・研究機関としての役割を担っていました。設置者は
学校法人福冨学園です。
概要
「人・創造・未来」を建学の精神として掲げ、ファッション業界の発展に貢献できる人材育成を目指していました。しかし、2010年度に新入生の募集を停止し、
2013年に惜しまれつつ閉学しました。
沿革
そのルーツは
1937年に
神戸市で創立された神戸ドレスメーカー女学院に遡ります。その後、
1967年に明石女子短期
大学として認可され、服飾科が設置されました。
1969年には明石短期
大学と改称し、男女共学となりました。さらに
1990年には神戸文化短期
大学へと名称を変更しています。
2005年、これらの流れを経て、4年制
大学である神戸ファッション造形
大学が開学しました。
2008年には、神戸文化短期
大学を改組し、神戸ファッション造形
大学短期
大学部として統合しています。
年表
1937年:神戸ドレスメーカー女学院を
神戸市に創立
1950年:準
学校法人神戸ドレスメーカー女学院として認可
1967年:明石女子短期
大学服飾科設置認可
1969年:明石短期
大学と改称し、男女共学化
1970年:短大にデザイン美術科・教養学科を増設
1975年:神戸ドレスメーカー女学院を神戸ドレスメーカー学院と名称変更
1988年:神戸ドレスメーカー学院を神戸ファッション専門学校と名称変更
1990年:明石短期
大学を神戸文化短期
大学と名称変更
1998年:パリ・
オートクチュール校と姉妹校提携
2002年:短大に
専攻科 (造形専攻・2年制) 設置
2005年:神戸ファッション造形
大学開学、学芸員課程設置認定
2006年:短大デザイン美術科・教養学科・
教職課程・
専攻科を廃止
2008年:神戸文化短期
大学を神戸ファッション造形
大学短期
大学部に名称変更
2009年:
大学と短大を募集停止
2013年:文部科学省より廃止認可、閉学
閉学後
2013年の閉学後、
大学の校舎は解体され、跡地は住宅地として再開発されました。
教育と研究
学部
ファッション造形学部
ファッション造形学科
服飾デザインコース
ファッションビジネスコース
インテリアデザインコース
ファッションデザイン学科
アパレルデザインコース
ファッションビジネスコース
インテリアデザインコース
総合デザインコース
附属機関
図書館
キャンパス
キャンパスは
兵庫県明石市明南町に位置し、
JR山陽新幹線・
山陽本線西明石駅からアクセス可能でした。
対外関係
* 姉妹校:パリ・
オートクチュール校
神戸ファッション造形
大学は、短い期間ながらも、ファッション業界に貢献できる人材育成に力を注いだ
大学でした。閉学後も、その精神は関連機関である神戸ファッション専門学校に引き継がれています。