神戸国際中学校・高等学校

神戸国際中学校・高等学校：自由な校風と国際性を重視する女子校

神戸国際中学校・高等学校は、兵庫県神戸市須磨区に位置する私立の中高一貫女子校です。学校法人睦学園が運営し、龍谷総合学園にも加盟しています。神戸国際大学附属高等学校と混同されることもありますが、全く別の学校法人であり、宗教も異なります。なお、兵庫大学・同附属須磨ノ浦高等学校とは姉妹校の関係にあります。

アクセスと学校環境

JR神戸線（山陽本線）須磨駅、山陽電車山陽須磨駅、市営地下鉄妙法寺駅からスクールバスが運行されているため、通学も便利です。校風は自由で、3学期制を採用しています。

教育内容と特色

本校は国際化教育と語学教育に力を入れています。英語に加え、フランス語も必修科目として学ぶなど、グローバル社会で活躍できる人材育成を目指しています。英語スピーチコンテストでの受賞や海外派遣プログラムへの参加など、生徒たちの積極的な学習姿勢がうかがえます。

制服は私服ですが、式典などにはブレザーを着用します。多くの生徒が中学・高校の制服に準ずる服装で登校しています。

6年間の教育課程は、2年間ずつの基礎・応用・発展の3段階に分かれています。中学3年生からは、総合コースと医歯薬コースを選択することができます。少人数制のクラス編成により、生徒一人ひとりにきめ細やかな指導が行われています。

進路指導は、生徒の個性を尊重し、国公立医学部医学科や有名私立大学、音大、美大など、幅広い進路希望に対応できるよう、学校全体でサポート体制を整えています。海外留学を目指す生徒もいます。

「Kobe International School」を略してKISと呼ばれ、生徒たちは国際生またはKIS生として親しまれています。このKISは校章にもデザインされています。

コースと学科

中学校
高等学校（総合コース／医・歯・薬コース）
* 全日制　国際文化科（単位制）

歴史

本校の歴史は、学校法人睦学園が経営する須磨ノ浦女子高等学校の併設校として1947年に設立された新制中学校に遡ります。須磨ノ浦中学校は1973年に休校となりましたが、1991年に神戸国際中学校として再開され、1992年には現在地に移転しました。1994年には神戸国際高等学校が開設されました。

その起源は、1923年に設立された太子館附属高等裁縫部（須磨睦高等技芸塾）までさかのぼります。1951年には、法人名を学校法人睦学園と改称しています。

クラブ活動

盛んなクラブ活動も本校の魅力です。文化部には演劇部、ESS部、写真部があり、運動部にはバスケットボール部、テニス部、バレーボール部、体操部、フットサル部、ダンス部などがあります。

まとめ

神戸国際中学校・高等学校は、自由な校風と国際色豊かな教育で、生徒一人ひとりの成長を丁寧にサポートする学校です。少人数制によるきめ細やかな指導、充実した設備、そして活気あふれるクラブ活動など、魅力が満載です。将来、グローバル社会で活躍したいと考えている女子生徒にとって、最適な環境と言えるでしょう。

もう一度検索