神戸市立自然の家

神戸市立自然の家：六甲山の自然の中で過ごす青少年のための施設

神戸市立自然の家は、兵庫県神戸市灘区六甲山町に位置する、青少年の野外活動を支援する宿泊施設です。1973年に神戸市教育委員会によって設立され、以前は六甲山ユースセンターとして運営されていました。瀬戸内海国立公園内の豊かな自然に囲まれた環境は、子どもたちの成長を促す最適な空間と言えるでしょう。

多様なニーズに対応する施設と設備

神戸市立自然の家は、ボーイスカウトや林間学校などの団体利用を主な用途としていますが、家族やグループでの利用にも対応しています。広大な敷地内には、様々なタイプの宿泊施設が用意されています。

摩耶施設は鉄筋3階建てで、多目的ホール、工作室、研修室、食堂、浴室、冷暖房設備などを備え、定員は162名（宿泊室12部屋、スタッフルーム3部屋）です。

六甲施設も鉄筋3階建てで、体育館、研修室、食堂、浴室、冷暖房設備などを備え、定員は154名（宿泊室18部屋、スタッフルーム2部屋）です。

キャビン施設は木造平屋建てで、キャビン棟とカナディアン棟があり、メインキャビン、食堂兼集会所、簡易シャワー、炊事場などを備えています。定員は104名で、利用期間は4月から10月です。

テント施設も木造平屋建てで、テントロッジ、集会場、炊事場、簡易シャワー、屋外トイレなどを備えています。定員は80名（テント16張り）で、利用期間は4月から10月です。これらの施設は、利用者の目的に合わせて柔軟に選択できます。

アクセスと周辺環境

神戸市立自然の家は、標高650m、敷地面積235,128m²の広大な敷地に位置しています。アクセスは、摩耶ロープウェー星の駅から、または六甲ケーブル六甲山上駅から、スカイシャトルバス「摩耶山市立自然の家前」で行くことができます。

周辺には、穂高湖、六甲山牧場、神戸市立森林植物園など、魅力的な観光スポットが点在しており、自然豊かな環境の中で、様々なアクティビティを楽しむことができます。

まとめ

神戸市立自然の家は、六甲山の自然の中で、青少年の健全な育成を支援する、充実した設備と環境を持つ施設です。団体利用から家族旅行まで、幅広いニーズに対応できることから、自然の中で充実した時間を過ごしたい方にとって最適な場所と言えるでしょう。 年間を通して利用できる施設と、春から秋にかけて利用できる施設があり、利用時期に合わせて最適な施設を選ぶことができます。 六甲山ならではの自然体験を通して、かけがえのない思い出作りを支援しています。

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