神戸海星女子学院大学

神戸海星女子学院大学の概要

神戸海星女子学院大学は、兵庫県神戸市に位置する私立大学で、1955年に創立されました。設立の母体は、フランスに起源を持つローマ・カトリック系の女子修道会です。この大学は、キリスト教的な価値観である「真理と愛に生きる」を基に、人々を支え、社会に貢献できる女性を育成することを目指しています。

大学の歴史

1940年代の終わり、海星女子学院の設立が始まりとなり、1955年には短期大学が開学しました。1965年に神戸海星女子学院大学が設立され、文学部には英文学科と仏文学科が設置されました。その後、短期大学は廃止され、専門性を重視したカリキュラムの構築が行われました。2004年には学科の改組が行われ、国際英語メディア学科や心理こども学科が新設されるなど、柔軟な教育体制を整えてきました。

現代人間学部

神戸海星女子学院大学は現代人間学部を有し、次の二つの学科を設置しています。英語観光学科は、グローバルな視点を持った観光業に特化したキャリア形成を目指しています。一方、心理こども学科では、心のケアや教育に関する専門的な知識と技術を習得することができます。

キャンパスと施設

キャンパスは王子公園の南側にあり、交通の便も良好です。大学の施設には、本館、2号館、図書館、講堂、聖堂などがあります。神戸海星女子学院小学校や中学校・高等学校も同じ敷地に位置しており、教育の一貫性を提供しています。学生たちは、豊かな自然環境の中で学ぶことができるため、心地よく学びを深めることができます。

大学祭

毎年10月下旬には「Stella Maris Festival」が開催され、模擬店や様々な行事が行われます。大学祭は校舎内の全てのエリアで行われるため、天候に左右されることなく参加できるのが特徴です。学生たちの熱意溢れるイベントは、仲間との絆を深める貴重な機会となります。

まとめ

神戸海星女子学院大学は、歴史ある教育機関として、キリスト教の基本理念に則った教育を提供しています。これからの社会で求められるスキルや知識を身につけることができる場として、また自らのキャリアをしっかりと築くチャンスが広がっています。今後も社会貢献を目指した高素質な女性教育を推進し続けることでしょう。

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