神津神社

神津神社について

神津神社（かみつじんじゃ）は、大阪市淀川区十三東に位置する由緒ある神社です。古くから地域の人々に親しまれており、崇敬を集めてきました。この神社にはさまざまな祭神が祀られており、訪れる人々に神聖な雰囲気を感じさせます。

祭神について

神津神社には、以下の神々が祀られています：

• - 応神天皇
• - 神功皇后
• - 底筒男命、中筒男命、表筒男命
• - 宇賀御魂神
• - 菅原道真公
• - 少彦名神
• - 猿田彦神

これらの神々は、古代から人々の生活に深く関わりがあり、特に応神天皇と神功皇后は日本の歴史において重要な人物です。神社の参拝を通じて、訪れる人々はその神々の恩恵を受けることができるとされています。

神社の歴史

神津神社は、もともと「八幡神社」と呼ばれていました。地域の川の氾濫により、古い記録が流失し、創建時期については不明ですが、「小島八幡」と呼ばれていた歴史があります。昭和4年（1929年）に行われた社殿の改築時に発見された年代記によると、天正年間（1573〜1592年）にこの地に勧請されたとされています。

明治5年（1872年）には村社に列せられ、その後、明治42年（1909年）に複数の神社が合祀されました。さらに、明治44年（1911年）には小島の猿田彦神社が合祀され、現在の「神津神社」と名付けられました。この神社は、神饌幣帛料供進社にも指定され、重要な神社としての地位を確立しました。昭和47年（1972年）には社殿が再建され、現在の姿となっています。

境内の特徴

神津神社の境内には、他にもいくつかの神社があります。特に、以下の神社が境内に鎮座しています：

• - 十三戎神社：今宮戎神社から勧請されたもので、昭和31年（1956年）に創立されました。
• - 六所神社：多くの神々が奉られています。
• - 福永稲荷神社（宇気持神社）：福永稲荷大神が祀られています。
• - 山之稲荷神社：山之稲荷大神がこちらにも祀られています。
• - 祖霊社：先祖を祀る重要な場所です。

これらの神社は、神津神社の神聖さを更に高める役割を果たしています。

祭事について

神津神社では、年間を通じて多くの祭事が行われており、地域の人々が集まる場となっています。主な祭事は以下の通りです：

• - 1月1日：歳旦祭
• - 1月9日〜11日：十三戎祭（とみえびすまつり）
• - 2月3日：節分祭（豆まき）
• - 5月第三土曜日・日曜日：春祭
• - 7月22日・23日：夏祭
• - 10月22日・23日：秋祭（10月23日が例祭）

特に、「十三戎祭」は多くの人々が訪れる人気の祭りで、地域の活気を感じることができます。

その他の情報

毎月13日には「十三市」が開かれ、さまざまな店が並び賑わいます。このイベントは地域の魅力を引き出す貴重な機会となっています。

アクセス方法

神津神社へは、阪急電鉄の十三駅から東改札を出て徒歩約5分の距離です。アクセスも良好で、多くの人々が訪れやすい立地にあります。神社を訪れる際は、ぜひ地域の文化や歴史にも触れてみてください。

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