福倉健太郎

福倉健太郎について

福倉健太郎（ふくくら けんたろう、1991年8月3日生まれ）は、鹿児島県鹿児島市出身の元プロ野球選手で、ポジションは投手です。右投左打の投手として、埼玉西武ライオンズで活躍しました。

経歴

プロ入り前

福倉は鹿児島市で育ちましたが、3年生の時に姶良市へと転居しました。重富小学校では「重富少年野球クラブ」で軟式野球を始め、その後は姶良市立重富中学校の野球部に所属し、九州大会にも出場しました。高校は鹿屋中央高等学校に進学し、1年生時にはベンチ入りを果たしますが、甲子園出場経験はありません。大学は第一工業大学に進学し、在学中の3年生時には春季リーグで最優秀投手賞を受賞するなど、才能を開花させました。しかし、その後右肩を怪我し、長期間の治療を余儀なくされました。

2013年のプロ野球ドラフト会議では、埼玉西武ライオンズから7位指名を受け、契約金1000万円、年俸700万円で契約を結びました。背番号は「50」に決定され、この年でプロ入りした選手の中では3人目となります。

西武時代

プロ入り後の2014年には、二軍で16試合に登板し、61回1/3を投げる中で3勝4敗、防御率3.38の成績を収めました。また、この年の11月にはオーストラリアのメルボルン・エイシズに派遣され、ウインターリーグに参加しました。

2015年には、プロ初登板を果たし、対北海道日本ハムファイターズ戦で2回を被安打1、奪三振2、与四球4、1失点の内容でした。二軍では9月に月間MVPを受賞し、イースタン・リーグでの活躍が評価されました。さらに、この年の二軍通算成績では32試合に登板し、6勝2敗、防御率1.81を記録しました。

その後、2016年には20試合に登板し、2017年は一軍で10試合に出場しましたが、成績は芳しくなく、2018年に戦力外通告を受けて引退を決断します。

社会人野球時代

引退後は鹿児島に戻り、中古車販売会社に勤務しながら、指導者を目指しました。その後、生命保険会社に転職しながら、社会人野球チームの鹿児島ドリームウェーブの監督からの勧誘を受けて現役復帰しました。現在も選手としてのキャリアを続けています。

投手としての特徴

福倉は大学時代に最速150km/hの直球を誇り、カーブ、スライダー、ツーシームといった多彩な変化球も持っています。これらの技術を生かし、今後も野球界での活躍が期待されています。

記録

• - 初登板: 2015年7月15日、対北海道日本ハムファイターズ戦
• - 初奪三振: 同上

背番号

• - 50（2014年 - 2018年）

関連項目

• - 鹿児島県出身の人物一覧
• - 埼玉西武ライオンズの選手一覧

福倉健太郎は、プロ野球選手としてのキャリアを経て、社会人野球界でも新たな挑戦を続けています。

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