福山西警察署

福山西警察署について

福山西警察署は、広島県福山市に位置する、広島県警察の重要な警察署です。所在地は福山市神村町3106番地1で、地域の安全を守る役割を担っています。

管轄区域

福山西警察署は、複数の地域を管轄しています。主に以下の地域が対象です：

• - 尾道市の浦崎町
• - 福山市の郷分町、山手町、山手町一丁目から七丁目、神島町、佐波町、瀬戸町、明王台一丁目から五丁目、東明王台
• - 水呑町、水呑向丘、田尻町、鞆町鞆、鞆町後地、津之郷町、赤坂町、熊野町、走島町、松永町、松永町一丁目から七丁目、南松永町一丁目から四丁目
• - 今津町、今津町二丁目から七丁目、東村町、本郷町、神村町、宮前町一丁目・二丁目、柳津町、柳津町一丁目から五丁目、金江町、藤江町、高西町、高西町一丁目から四丁目、内海町、沼隈町、南今津町

歴史の変遷

福山西警察署の起源は1877年に遡ります。この年、福山警察署今津分署が沼隈郡今津村に設置されました。1882年には尾道警察署の管轄に変更され、その後独立して今津警察署として昇格しました。1893年には松永村に移転し、松永警察署に改称されました。

1926年には松永警察署鞆分署が鞆警察署に昇格し、1943年には鞆警察署が松永警察署に統合されました。1948年には地域を担当する4つの警察署に分割され、その後1951年に自治体警察制度が廃止されました。

1954年には広島県警が新たに設立され、各警察署が今のように名称が変更されました。1971年には松永警察署が現庁舎に移転し、「広島県警福山西警察署」となりました。これにより、福山警察署（後の福山東警察署）から一部の管轄区域が編入され、現在の体制が整いました。

組織と交番、駐在所

福山西警察署は、以下のような組織図を持ちます：

• - 警務課
• - 総務会計課（落し物係）
• - 生活安全課
• - 刑事課
• - 地域課
• - 交通課
• - 警備課

さらに、地域内には7つの交番と4つの駐在所があります。交番は以下の地域に設置されています：

• - 鞆交番（鞆町鞆1003-1）
• - 駅前交番（松永町334-8）
• - 松永南交番（柳津町4-1-1）
• - 水呑交番（水呑町1508）
• - 山手交番（山手町6-4-9）
• - 津之郷交番（津之郷町津之郷475-1）
• - 沼隈交番（沼隈町草深1849-3）

一方、駐在所は以下の地域に配置されています：

• - 本郷警察官駐在所（本郷町2906-1）
• - 赤坂警察官駐在所（赤坂町赤坂1031-1）
• - 浦崎警察官駐在所（浦崎町2213-2）
• - 田島警察官駐在所（内海町ロ1678-2）

2002年には駐在所の再編が行われ、利用効率の向上が図られました。

重大事件

福山西警察署は多くの重要な事件にも直面しました。特に有名なのが1980年に発生した元尾道市長夫妻殺害事件や、1988年の福山市一家3人殺害事件です。これらの事件は地域社会にも大きな影響を及ぼしました。

福山西警察署は地域の治安を維持し、安心して暮らせる社会の実現に向けて日々努力を続けています。

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