福岡市立城南小学校
福岡市立城南小学校は、福岡県福岡市城南区茶山六丁目に所在する公立小学校です。昭和46年（1971年）の開校以来、地域の子どもたちの学び舎としての役割を担っています。現在の校長は長克洋氏で、約889名の児童が在籍しています。
本校は、七隈、別府、原、そして旧田島（現在の笹丘）といった周辺の小学校から校区を分離する形で誕生しました。開校準備は昭和46年1月に始まり、同年2月には正式に「福岡市立城南小学校」の名称が決定。同年3月に開校式を迎え、当初は16学級、666名の子どもたちが学び舎に集いました。同年4月には第1回の入学式が行われ、232名の新入生を迎え、全校体制は22学級、898名で船出しました。
開校初期から教育環境の整備が進められ、同年10月には国旗掲揚台、12月には校章と校歌が定められました。昭和47年（1972年）には音楽室や講堂が竣工し、観察池やプールも完成するなど、教育活動に必要な施設が次々と整備されました。昭和48年（1973年）3月には最初の卒業式が行われ、155名が本校を巣立っています。
その後も、岩石園の完成（昭和48年10月）、学校の森づくり（昭和49年2月）、図書館の改造（昭和49年6月）といった環境整備や、校庭開放、留守家庭子供会の開設（昭和50年4月）など、地域に根ざした活動も展開されました。昭和55年（1980年）には体育館の付帯設備や門扉の改修が行われ、昭和57年（1982年）には一部の校区変更も実施されています。
昭和60年代から平成にかけて、校舎の改修や設備の更新が継続的に行われました。フェンスの改築、職員室や放送室の改修、国旗掲揚台の改築、南校舎の内部塗装、玄関ドアや体育館ラインの改修、教室の床張り替え、窓枠のサッシ化、屋上改修、北校舎の改築、第2音楽室の増設など、多岐にわたる工事が実施され、学習環境の質の向上が図られました。また、VTR放送システム（昭和63年9月）や校内電気系統工事（平成元年10月）など、教育を支援する設備の導入も進みました。
平成に入り、校舎の大規模改修（平成元年）、児童靴箱や鉄棒の改修・設置替え（平成2年）、運動場整地（平成3年）などが行われました。特に、講堂兼体育館は平成4年（1992年）から改築工事が行われ、翌平成5年（1993年）に落成、記念式典が挙行されました。
教育内容の充実も図られ、平成9年（1997年）にはパソコンルームが設置され、情報教育の基盤が構築されました。平成10年（1998年）には多様な学びに対応するため特別支援学級「かがやき学級」が開設され、留守家庭子供会も校舎内に移転し、連携が深まりました。平成11年（1999年）にはコンピューターによる図書貸し出しシステムが導入されています。
国際交流も盛んに行われており、平成6年（1994年）のアジア太平洋子ども大使交流を皮切りに、タヒチ、ミクロネシア、フィリピン、インドネシアといった様々な国・地域の子ども大使を迎え入れ、交流の機会を設けています。
2000年代以降も、トイレや給食室、昇降口ドア、校門、階段など、施設の改修やバリアフリー化、安全対策が継続されました。平成16年（2004年）には校舎の外装が全面塗装され、学校の顔が刷新されました。平成17年（2005年）には校区防災訓練が実施され、地域の安全確保にも貢献しています。平成19年（2007年）には校花が「ひまわり」と定められ、地域ぐるみで学校を支える「城南ひまわり隊」が結成されました。同年には防犯カメラやさすまたの設置も行われ、防犯体制が強化されています。
教育活動においては、平成14年（2002年）から読書ボランティアの活動が始まり、平成15年（2003年）には全学年でALTによる英会話活動が開始されるなど、学習機会の多様化が進みました。平成21年（2009年）には全教室にインターホンが設置されるなど、設備面での改善も続けられています。
創立からの節目には記念式典が盛大に開催されており、昭和47年（1972年）の開校一周年、平成3年（1991年）の20周年、平成13年（2001年）の30周年、平成22年（2010年）の40周年を経て、令和3年（2021年）10月30日には創立50周年の記念式典が挙行されました。
本校の通学区域は、福岡市城南区内の荒江団地、荒江1丁目、飯倉1丁目、茶山1丁目の一部（6番から9番）、茶山4丁目から6丁目、別府6丁目の一部（14番から26番）、七隈1丁目、2丁目、そして七隈3丁目の一部（1番から8番、15番から20番）を含む範囲です。地理的には、城南区の北西部に位置し、福岡市地下鉄七隈線の沿線地域から早良区との区境にあたる国道263号線（早良街道）周辺にかけて広がっています。校区内は荒江団地を除けば、多くが良好な住宅地として発展しています。
卒業後の進学先となる中学校は、本校に隣接する福岡市立城南中学校の校区となります。また、近隣には福岡県立城南高等学校といった上級学校のほか、複数の幼稚園や保育園、福岡市立城南体育館などの公共施設があります。交通アクセスとしては、福岡市地下鉄七隈線の茶山駅や金山駅が近く、七隈川や国道202号線、263号線などの主要な河川や道路も周辺にあります。
校歌は、学校の歴史が始まった昭和46年（1971年）12月に制定されました。木村恒久氏が作詞を、奥村晴美氏が作曲を手掛けています。
学校への主なアクセス方法は、福岡市営地下鉄七隈線の茶山駅で下車し、福岡市道茶山909号線沿いの正門まで徒歩でおよそ11分（距離は約670メートル）です。
本校は、七隈、別府、原、そして旧田島（現在の笹丘）といった周辺の小学校から校区を分離する形で誕生しました。開校準備は昭和46年1月に始まり、同年2月には正式に「福岡市立城南小学校」の名称が決定。同年3月に開校式を迎え、当初は16学級、666名の子どもたちが学び舎に集いました。同年4月には第1回の入学式が行われ、232名の新入生を迎え、全校体制は22学級、898名で船出しました。
開校初期から教育環境の整備が進められ、同年10月には国旗掲揚台、12月には校章と校歌が定められました。昭和47年（1972年）には音楽室や講堂が竣工し、観察池やプールも完成するなど、教育活動に必要な施設が次々と整備されました。昭和48年（1973年）3月には最初の卒業式が行われ、155名が本校を巣立っています。
その後も、岩石園の完成（昭和48年10月）、学校の森づくり（昭和49年2月）、図書館の改造（昭和49年6月）といった環境整備や、校庭開放、留守家庭子供会の開設（昭和50年4月）など、地域に根ざした活動も展開されました。昭和55年（1980年）には体育館の付帯設備や門扉の改修が行われ、昭和57年（1982年）には一部の校区変更も実施されています。
昭和60年代から平成にかけて、校舎の改修や設備の更新が継続的に行われました。フェンスの改築、職員室や放送室の改修、国旗掲揚台の改築、南校舎の内部塗装、玄関ドアや体育館ラインの改修、教室の床張り替え、窓枠のサッシ化、屋上改修、北校舎の改築、第2音楽室の増設など、多岐にわたる工事が実施され、学習環境の質の向上が図られました。また、VTR放送システム（昭和63年9月）や校内電気系統工事（平成元年10月）など、教育を支援する設備の導入も進みました。
平成に入り、校舎の大規模改修（平成元年）、児童靴箱や鉄棒の改修・設置替え（平成2年）、運動場整地（平成3年）などが行われました。特に、講堂兼体育館は平成4年（1992年）から改築工事が行われ、翌平成5年（1993年）に落成、記念式典が挙行されました。
教育内容の充実も図られ、平成9年（1997年）にはパソコンルームが設置され、情報教育の基盤が構築されました。平成10年（1998年）には多様な学びに対応するため特別支援学級「かがやき学級」が開設され、留守家庭子供会も校舎内に移転し、連携が深まりました。平成11年（1999年）にはコンピューターによる図書貸し出しシステムが導入されています。
国際交流も盛んに行われており、平成6年（1994年）のアジア太平洋子ども大使交流を皮切りに、タヒチ、ミクロネシア、フィリピン、インドネシアといった様々な国・地域の子ども大使を迎え入れ、交流の機会を設けています。
2000年代以降も、トイレや給食室、昇降口ドア、校門、階段など、施設の改修やバリアフリー化、安全対策が継続されました。平成16年（2004年）には校舎の外装が全面塗装され、学校の顔が刷新されました。平成17年（2005年）には校区防災訓練が実施され、地域の安全確保にも貢献しています。平成19年（2007年）には校花が「ひまわり」と定められ、地域ぐるみで学校を支える「城南ひまわり隊」が結成されました。同年には防犯カメラやさすまたの設置も行われ、防犯体制が強化されています。
教育活動においては、平成14年（2002年）から読書ボランティアの活動が始まり、平成15年（2003年）には全学年でALTによる英会話活動が開始されるなど、学習機会の多様化が進みました。平成21年（2009年）には全教室にインターホンが設置されるなど、設備面での改善も続けられています。
創立からの節目には記念式典が盛大に開催されており、昭和47年（1972年）の開校一周年、平成3年（1991年）の20周年、平成13年（2001年）の30周年、平成22年（2010年）の40周年を経て、令和3年（2021年）10月30日には創立50周年の記念式典が挙行されました。
本校の通学区域は、福岡市城南区内の荒江団地、荒江1丁目、飯倉1丁目、茶山1丁目の一部（6番から9番）、茶山4丁目から6丁目、別府6丁目の一部（14番から26番）、七隈1丁目、2丁目、そして七隈3丁目の一部（1番から8番、15番から20番）を含む範囲です。地理的には、城南区の北西部に位置し、福岡市地下鉄七隈線の沿線地域から早良区との区境にあたる国道263号線（早良街道）周辺にかけて広がっています。校区内は荒江団地を除けば、多くが良好な住宅地として発展しています。
卒業後の進学先となる中学校は、本校に隣接する福岡市立城南中学校の校区となります。また、近隣には福岡県立城南高等学校といった上級学校のほか、複数の幼稚園や保育園、福岡市立城南体育館などの公共施設があります。交通アクセスとしては、福岡市地下鉄七隈線の茶山駅や金山駅が近く、七隈川や国道202号線、263号線などの主要な河川や道路も周辺にあります。
校歌は、学校の歴史が始まった昭和46年（1971年）12月に制定されました。木村恒久氏が作詞を、奥村晴美氏が作曲を手掛けています。
学校への主なアクセス方法は、福岡市営地下鉄七隈線の茶山駅で下車し、福岡市道茶山909号線沿いの正門まで徒歩でおよそ11分（距離は約670メートル）です。
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