福岡県済生会八幡総合病院

福岡県済生会八幡総合病院

福岡県済生会八幡総合病院は、北九州市八幡東区に位置し、恩賜財団済生会によって運営されています。この医療機関の正式名称は「社会福祉法人恩賜財団済生会支部福岡県済生会八幡総合病院」となっており、地域の中で病院として広く知られています。

診療科の特徴

当院は多岐にわたる専門診療科を有しており、患者の多様なニーズに応える体制が整っています。具体的には、内科、小児科、外科、消化器内科、消化器外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、放射線科、麻酔科、循環器内科、腎臓内科、腎臓外科（腎臓移植）、婦人科、病理診断科、リハビリテーション科、総合診療部、神経内科、心療内科、リウマチ科等、幅広い診療を行っています。特に、腎臓外科における腎臓移植の施術は、地域において重要な医療サービスの一つです。

アクセス

病院へのアクセスは非常に便利です。JR鹿児島本線の八幡駅からは、徒歩で約14分の距離に位置しており、また西鉄バス北九州の「春の町」バス停からも容易にアクセスできます。多くの患者が利用しやすい場所にあり、地域の皆さまにとって重要な医療拠点となっています。

歴史と火災事故

済生会八幡総合病院には、1973年3月8日に発生した火災事故という悲劇的な歴史があります。この火災は、産婦人科外来診療室で蚊取り線香の火がカーテンに引火することから始まりました。通報の遅れや初期消火の失敗、防火区画の不備が重なり、火は建物の1階から4階まで広がりました。鎮火までにかかった時間は約5時間で、残念ながら13名の入院患者が命を落とす結果となりました。この事件を受けて、病院ではスプリンクラー設備の設置が強化され、消防安全対策が一層充実したと言われています。

現在の役割と関連情報

福岡県済生会八幡総合病院は、地域社会における医療の重要な柱として位置づけられています。多様な診療科を通じて、患者一人ひとりに寄り添う医療を提供し続けています。また、済生会関連の医療機関であることから、相互に連携した医療サービスも提供しており、より総合的な医療を実現しています。

公式サイトも設置されており、そこで最新の情報やサービス内容をご確認いただけます。地域に密着し、患者の健康を守るために努力している済生会八幡総合病院は、今後も重要な役割を果たしていくことでしょう。

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