福岡県道・佐賀県道12号前原富士線

福岡県道・佐賀県道12号前原富士線は、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市を結ぶ主要地方道です。この道路は、糸島市前原西3丁目を起点とし、佐賀市富士町大字麻那古を終点としています。

概要

この県道は、糸島市の中心部から南下し、長野・白糸の集落を経由して長野峠を越え、佐賀県に入ります。その後、国道323号に接続し、佐賀市中心部へと至ります。このルートは、糸島市中心部と佐賀市中心部を結ぶ最短経路の一部を担っています。

しかし、長野峠は道幅が狭く、1.5車線程度の箇所もあり、急カーブが連続する難所です。冬季には積雪によるチェーン規制や通行止めが行われることもあります。そのため、長野峠の東側にある三瀬峠を通る国道263号の方が、トンネル（三瀬トンネル）が整備され、より通行しやすい状況です。地域住民からは長野峠を貫くトンネルの建設が要望されていますが、現時点では具体的な動きはありません。

路線データ

起点：福岡県糸島市前原西3丁目（糸島農業高校入口交差点、国道202号交点）
終点：佐賀県佐賀市富士町大字麻那古（国道323号交点）

歴史

1993年5月11日、県道前原富士線は主要地方道に指定されました。

地理

通過する自治体は以下の通りです。

福岡県
糸島市
佐賀県
佐賀市

交差する道路

(具体的な交差道路名は省略)

交差する鉄道

筑肥線

沿線

福岡県立糸島農業高等学校
糸島市立南風台小学校
白糸の滝

峠

長野峠（福岡県糸島市 - 佐賀県佐賀市）

その他

この道路は、糸島市と佐賀市を結ぶ重要なルートですが、長野峠の道幅や勾配、冬季の交通規制など、注意すべき点が多く存在します。安全な走行を心がけるとともに、最新の交通情報を確認するようにしましょう。

関連項目

福岡県の県道一覧
* 佐賀県の県道一覧

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