福岡県道47号久留米城島大川線

福岡県道47号久留米城島大川線は、福岡県久留米市大石町を起点とし、大川市大字向島を終点とする主要地方道です。この道路は、筑後川および広川の南側を並走するルートをたどり、久留米市と大川市をほぼ直線的に結んでいます。

概要

全線にわたり、筑後川と広川の豊かな自然に寄り添うように道路が整備されています。特に、久留米市三潴町から城島町にかけては、筑後川下流域で獲れる新鮮なウナギを使った料理店が多く、地元住民だけでなく観光客にも人気があります。また、久留米市と大川市をダイレクトに繋ぐため、両市間の移動手段として多くの車両が利用しており、交通量が比較的多いのが特徴です。

この県道の対岸、筑後川の北側には、佐賀県道・福岡県道19号諸富西島線が並行して走っています。両県道は、筑後川を挟んで東西に伸びる重要な幹線道路としての役割を担っています。

かつて、久留米市大善寺町宮本の福岡県道710号宮本大川線との交差点は、一灯点滅式信号機が設置されており、右左折が必要な構造であったため、特に大川市方面への交通が混雑していました。しかし、現在は通常の信号機に改修され、交通の流れがスムーズになっています。

路線データ

起点：福岡県久留米市大石町（豆津橋東詰交差点、国道264号交点）
終点：福岡県大川市大字向島（大川橋交差点、国道208号交点、福岡県道767号本町新田大川線終点）

歴史

1993年（平成5年）5月11日 - 建設省により、県道久留米城島大川線が主要地方道に指定されました。

路線状況

重複区間

福岡県道754号武島白口線（久留米市安武町武島 - 久留米市安武町武島・安武小学校前交差点）
福岡県道710号宮本大川線・福岡県道756号中津白口線（久留米市大善寺町藤吉・若宮橋交差点 - 久留米市大善寺町藤吉・大善寺橋交差点）

道路施設

橋梁

古賀坂水門橋（金丸川、久留米市）
火焼橋（安武川、久留米市）
光白橋（久留米市）
若谷橋（広川、久留米市）
番所橋（山ノ井川、久留米市）
宇田貫橋（宇田貫川、久留米市）
新田代橋（白井川、久留米市）
鐘ヶ江橋（大川市）
新橋（新橋川、大川市）

地理

通過する自治体

久留米市
大川市

交差する道路

（詳細な交差道路は省略）

沿線

この県道沿いには、以下のような施設や場所があります。

筑後川
久留米市鉄工団地
リバーサイドパーク
久留米市立安武小学校
筑後川筑後大堰
城島町ふれあいセンター
鐘ヶ江郵便局
大川市建具工業団地
大川家具工業団地
西鉄バス久留米・大川支社

脚注

（脚注は省略）

関連項目

* 福岡県の県道一覧

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