福岡県道553号東光寺竹下春吉線

福岡県道553号東光寺竹下春吉線について

福岡県道553号東光寺竹下春吉線は、福岡市博多区半道橋2丁目から中央区西中洲に至る、全長約5.2kmの一般県道です。この路線は、福岡市中心部を東西に横断し、市内の交通網において重要な役割を担っています。

概要

この県道は、博多区の国際線南口交差点（国道3号交点）を起点とし、中央区の水上公園交差点（福岡市道千代今宿線交点）を終点としています。特に、博多駅バスターミナル前交差点から渡辺通り1丁目交差点までの1.3kmの区間は「竹下通り」という愛称で親しまれています。

路線データ

起点: 福岡県福岡市博多区半道橋2丁目（国際線南口交差点、国道3号交点）
終点: 福岡県福岡市中央区西中洲（水上公園交差点、福岡市道千代今宿線交点）
総延長: 5,154.29 m

歴史

1959年（昭和34年）4月1日、福岡県告示第232号により「県道東光寺竹下春吉線」として路線認定されました。当時の整理番号は252でした。

1969年（昭和44年）には、福岡市の市制施行80周年を記念して、博多駅バスターミナル前交差点から中央区渡辺通り1丁目交差点までの1.3km区間に、福岡市道路愛称「住吉通り」が決定しました。この愛称は、路線の中間にある住吉地区に由来します。住吉町は1922年（大正11年）に福岡市と合併しましたが、「住吉」という名称は市民に長く親しまれてきました。

路線状況

この県道には、以下の通称があります。

住吉通り: 博多区の博多駅バスターミナル前交差点から中央区の渡辺通り1丁目交差点までの区間
美野島通り: 博多区の清美大橋東交差点から住吉交差点までの区間

また、一部区間では以下の市道と重複しています。

福岡市道博多駅草ヶ江線: 博多区住吉4丁目の住吉交差点から博多区住吉3丁目の住吉小学校前交差点まで

道路施設

この路線には、以下の橋梁が含まれます。

東光寺橋: 御笠川に架かる橋（福岡市博多区）
住吉橋: 那珂川に架かる橋（福岡市博多区 - 福岡市中央区）

地理

この県道は、福岡市内の以下の区を通過します。

博多区
中央区

交差する道路と鉄道

この路線は、複数の主要道路と交差しており、また、以下の鉄道とも交差しています。

九州新幹線
鹿児島本線


この県道は、福岡市の交通網において非常に重要な役割を果たしており、地域住民の日常生活や経済活動を支える基盤となっています。

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