福島春樹

福島春樹のプロフィール

福島春樹（ふくしま はるき）は、1993年4月8日生まれの元プロサッカー選手で、愛知県瀬戸市の出身です。ポジションはゴールキーパー（GK）であり、Jリーグ各チームで活躍しました。彼は結婚しており、サッカーキャリアの後には新しい人生を歩み始めています。

経歴

プロ入り前

福島は静岡学園高校でサッカーを学び、2011年には全国高等学校総合体育大会（インターハイ）で準優勝し、優秀選手に選ばれました。同じ学年には伊東幸敏や長谷川竜也、木本恭生などがいました。2012年からは専修大学に進学し、1年目の春からレギュラーとして活躍し、2014年まで関東大学1部リーグで4連覇に貢献しました。2013年と2014年にはリーグベストイレブンにも選出されています。

また、2013年にはU-20日本代表に選ばれ、東アジア競技大会で2試合出場。2014年には全日本大学選抜の主将としてデンソーカップチャレンジサッカーに挑み、MVPに輝くという優れた成績を収めました。さらに、2015年のユニバーシアードでは銅メダルを獲得しました。

浦和レッズ

福島は2015年1月に浦和レッズへの加入が発表され、同年から特別指定選手としてクラブに参加しました。2016年には正式に浦和レッズに加入し、その後のプロキャリアをスタートさせました。

ガイナーレ鳥取

2016年6月、福島はJ3リーグのガイナーレ鳥取に育成型期限付き移籍します。この移籍によって、福島は2016年7月3日のグルージャ盛岡戦でJリーグの公式戦に初出場。さらに、カップ戦の初出場は9月7日の天皇杯二回戦の大宮アルディージャ戦で果たしました。しかし、10月30日のガンバ大阪U-23戦での負傷によって、右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷が判明し、約8ヶ月のリハビリ生活に入ることになりました。

浦和復帰とその後

2016年12月には浦和に復帰し、2018年4月にはルヴァン杯グループステージで公式戦初出場を果たします。特に、2019年には第30節の鹿島アントラーズ戦でJ1初出場を達成し、ACL決勝では元イタリア代表の選手のシュートを防ぐなど好セーブを連発しました。ただ、ACL決勝の2ndレグでは復帰した西川周作に出場機会を譲り、ベンチで試合を見守ることとなりました。

京都サンガ

2020年12月に京都サンガに期限付き移籍しますが、若原智哉や清水圭介、太田岳志と競い合う中でシーズンを通じて出場機会はありませんでした。そして2021年11月には契約満了により浦和を退団し、同年12月には京都からも退団しました。

現役引退と新たなキャリア

福島は2022年2月に現役引退を発表し、同年3月からは文化シヤッター株式会社に入社することが決まっています。引退の際に彼は「浦和の選手としてプレーできたことに誇りを持っています」とコメントし、ファンへの感謝の言葉を述べました。サラリーマンとしての新たな挑戦を意気込んでいる福島の今後の活躍が期待されます。

所属クラブ

• - 瀬戸NFC
• - カワムラFC（瀬戸市立水無瀬中学校）
• - 静岡学園高校
• - 専修大学
• - 2015年 浦和レッズ（特別指定選手）
• - 2016年 - 2021年 浦和レッズ
• - 2016年7月 - 同年12月 ガイナーレ鳥取（期限付き移籍）
• - 2021年 京都サンガF.C.（期限付き移籍）

主なタイトル

クラブ

• - 専修大学

- 関東大学サッカーリーグ戦1部：3回（2012年、2013年、2014年）
- アミノバイタルカップ：1回（2014年）

• - 浦和レッズ

- 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会：1回（2018年）
- AFCチャンピオンズリーグ：1回（2017年）
- スルガ銀行チャンピオンシップ：1回（2017年）

個人

• - 全国高等学校総合体育大会 優秀選手：1回（2011年）
• - 関東大学サッカーリーグ戦1部 ベストイレブン：2回（2013年、2014年）
• - デンソーカップチャレンジ MVP：1回（2014年）

代表歴

• - 2012年 デンソーカップチャレンジ関東選抜B
• - 2013年 U-20日本代表
• - 2013年-2014年 デンソーカップチャレンジ全日本選抜
• - 2015年 ユニバーシアード日本代表

福島春樹は、多くの経験と実績を持つ選手でした。地元を愛し、サッカーへの情熱を持ち続けながら、第二の人生を歩んでいます。

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