福島県道・茨城県道196号石井大子線

福島県道・茨城県道196号石井大子線について

福島県道・茨城県道196号石井大子線は、福島県東白川郡矢祭町から茨城県久慈郡大子町に至る、全長15.283kmの一般県道です。この路線は、福島県区間が8.840km、茨城県区間が6.443kmとなっており、両県にまたがる地域を結ぶ重要な役割を担っています。

路線データ

起点: 福島県東白川郡矢祭町中石井字小野沢（国道118号交点）
終点: 茨城県久慈郡大子町町付（茨城県道28号大子那須線交点）
総延長: 15.283 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 15.283 km
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

この路線の歴史は古く、1928年（昭和3年）に黒助大子線としてその前身が認定されました。その後、1959年（昭和34年）に福島県と茨城県がそれぞれ県道路線として認定し、現在の石井大子線となりました。

1928年（昭和3年）3月1日：黒助大子線が路線認定。
1959年（昭和34年）8月31日：福島県が県道路線に認定。
1959年（昭和34年）10月14日：茨城県が県道路線に認定。
1968年（昭和43年）6月6日：久慈郡大子町内の狭隘路が拡幅改良。

路線状況

この路線には、一部区間で福島県道230号矢祭山八槻線と重用しています。また、いくつかのトンネルや橋梁が存在し、地域の交通を支えています。

重用区間
福島県道230号矢祭山八槻線（福島県東白川郡塙町植田字喜平太郎地内）

トンネル
坂ノ下隧道: 全長40.0m、1999年竣工。
真名畑トンネル: 全長657.0m、2003年竣工。旧真名畑隧道を含む狭隘区間の解消のため建設。総工費17億4100万円。

橋梁
久慈川橋: 全長128.1m、1964年竣工。久慈川を渡る。
不動橋: 全長99.5m、1999年度竣工。杉谷入沢を渡る。総工費4億3800万円。
松緑橋: 全長26.5m、1996年竣工。杉谷入川を渡る。
奥杉谷入橋: 全長22.3m、1996年竣工。杉谷入沢を渡る。総工費8100万円。
向橋: 全長40.1m、1973年竣工。八溝川を渡る。
矢の草橋: 全長40.8m、1969年竣工。八溝川を渡る。
奥田橋: 全長9.246m、1991年度竣工。奥田川を渡る。総工費2450万円。

地理

この路線は、福島県と茨城県の県境を越え、以下の自治体を通過します。

通過する自治体
福島県: 東白川郡矢祭町、東白川郡塙町、東白川郡矢祭町
茨城県: 久慈郡大子町

交差する道路
矢祭町内: 国道118号
塙町内: 福島県道230号矢祭山八槻線
大子町内: 茨城県道28号大子那須線

沿線
* 真名畑簡易郵便局

まとめ

福島県道・茨城県道196号石井大子線は、地域の生活と経済を支える重要な道路です。その歴史は古く、多くの改良や整備を経て現在の姿に至っています。沿線には、自然豊かな景観や歴史的な構造物が点在し、ドライブやツーリングにも適したルートとなっています。

もう一度検索