福島県道124号飯坂桑折線

福島県道124号飯坂桑折線（湯野街道）

福島県道124号飯坂桑折線は、福島県福島市飯坂町から伊達郡桑折町に至る、全長約6.3kmの一般県道です。地元では「湯野街道」という名で親しまれています。

概要

起点: 福島市飯坂町湯野字湯ノ上
終点: 伊達郡桑折町舘
総延長: 6.328 km
実延長: 5.824 km
路線認定年月日: 1959年8月31日

この路線の前身は、1887年に桑折町にある桑折寺の南側から飯坂へ向けて開削された「飯坂新道」です。起点からしばらくは国道399号と重複し東へ進み、字大水口で分岐します。国道399号が右折するのに対し、県道124号は直進します。かつてこの分岐点には、湯野中央商店街のアーチゲートが設置されていました。

集落を抜けると、旧湯野村から旧東湯野村にかけて広がる果樹園地帯を縫うように進みます。沿道にはりんご畑が広がり、のどかな風景が楽しめます。その後、桑折町に入り、JR東北本線を渡ると市街地に入ります。桑折寺の脇で旧奥州街道と合流し、旧伊達郡役所前まで重複した後、奥州街道のバイパスとして東部に新設された国道4号に至り終点となります。

重用路線

国道399号・福島県道5号上名倉飯坂伊達線（福島市飯坂町湯野字湯ノ上（起点）～同市飯坂町湯野字大水口）
福島県道353号国見福島線（伊達郡桑折町字新町～同町字本町）

道路施設

睦合ガード（JR東北本線）: 1997年3月24日に完成供用された跨線橋。幹線道路における踏切を除却するため、全長2,200mにわたり路線の付け替えと立体化が行われました（ボックスカルバート部総延長540m）。
万正寺橋（産ヶ沢川）

通過する自治体

福島県
福島市
伊達郡桑折町

接続・交差する路線

福島市内

国道399号（南陽市方面）・福島県道3号福島飯坂線（福島県道5号上名倉飯坂伊達線 上名倉方面重用区間）（飯坂町湯野字湯ノ上（十綱橋東詰） 起点）
国道399号（いわき市方面）（福島県道5号上名倉飯坂伊達線 伊達市方面重用区間）（飯坂町湯野字大水口）

桑折町内

福島県道353号国見福島線（福島市方面）（新町）
福島県道353号国見福島線（国見町方面）（本町）
国道4号（舘（旧伊達郡役所入口交差点） 終点）

沿線情報

西根神社
松原寺・葛の松原（桑折町指定文化財）
旧伊達郡役所

福島県道124号飯坂桑折線は、歴史と自然が調和した、魅力あふれる道路です。ドライブやツーリングで訪れてみてはいかがでしょうか。

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