福島県道253号落合浪江線

福島県道253号落合浪江線は、福島県双葉郡葛尾村を起点とし、浪江町に至る一般県道です。この路線は、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

路線概要

起点: 双葉郡葛尾村大字落合字落合
終点: 双葉郡浪江町大字権現堂字新町49-1
総延長: 30.676 km
実延長: 30.291 km
路線認定年月日: 1975年 2月14日

この県道は、浪江町高瀬から終点にかけて、JR常磐線に沿って北上する区間が、かつての陸前浜街道の一部であったという歴史を持っています。

重用区間

福島県道35号いわき浪江線との重複区間が存在します。

双葉郡浪江町大堀字後畑～同郡同町井手字北川原

道路施設

落合橋

全長: 12.5m
幅員: 5.6m
竣工: 1959年

葛尾村落合地区で、請戸川水系葛尾川支流の広谷地川を渡る橋です。対面通行が可能ですが、センターラインや歩道は設置されていません。

高瀬川橋

浪江町内に位置しています。

通過する自治体

双葉郡葛尾村
浪江町

接続・交差する道路

葛尾村内

福島県道50号浪江三春線（起点）

浪江町内

福島県道35号いわき浪江線（相馬方面）
福島県道35号いわき浪江線（いわき方面）
福島県道256号井手長塚線
福島県道167号浪江停車場線
国道114号・福島県道120号浪江鹿島線（終点）

道路施設

一の宮隧道

全長: 22.0 m
幅員: 2.4（3.4） m
有効高: 4.3 m

神鳴隧道

全長: 32.0 m
幅員: 2.4（3.4） m
有効高: 4.45 m

これらの隧道は、かつて浪江森林鉄道の鉄道トンネルとして建設されましたが、後に自動車道に転換され、1959年度までに拡幅工事が行われました。現在、高さ制限3.8 mが設けられています。

沿線

葛尾川
東北電力古道川発電所
高瀬川
高瀬川渓谷
東北電力高瀬川発電所
JR常磐線浪江駅

この県道は、自然豊かな地域を通り、発電所や渓谷などの景勝地、そして浪江駅といった重要な施設を結んでいます。

脚注

（特になし）

福島県道253号落合浪江線