福島県道333号日中喜多方線

福島県道333号日中喜多方線は、喜多方市熱塩加納町から喜多方市中心部を結ぶ、全長約11kmの一般県道です。地域住民の生活道路として、また観光客にとっても重要なアクセスルートとして機能しています。

路線概要

起点：喜多方市熱塩加納町熱塩字大畑
終点：喜多方市一丁目
総延長：11.299km
実延長：10.888km
路線認定年月日：1959年8月31日

かつては国道121号大峠道路の未成区間の代替道路としての役割も担っていましたが、2010年の大峠道路全線開通により、その役割は軽減されました。

重用区間

国道459号（松山町村松字石田～一丁目）

通過する自治体

喜多方市

道路施設：吉志田大橋

押切川に架かる吉志田大橋は、全長123.35mの橋梁です。以下に詳細を示します。

全長：123.35m
主径間：37.5m
幅員：7.25（9.75）m
形式：3径間連続非合成鋼鈑桁橋＋単純非合成鋼箱桁橋（計4径間）
竣工：1984年

橋上は上下対向2車線で、上り線側に歩道が設置されています。左岸側の1径間はカーブを描くため箱桁が用いられています。1934年に架けられた旧橋梁の老朽化に伴い、1980年度より地方道橋梁整備事業として架け替えられました。架け替え中の1982年には、雪解け水による押切川の増水で旧橋梁の一部が落橋する被害も発生しました。総事業費は4億920万円です。

交差する道路

国道121号大峠道路（熱塩加納町熱塩字大畑 起点）
福島県道334号熱塩温泉追分線（熱塩加納町熱塩字向川原上甲）
福島県道383号熱塩加納山都西会津線（熱塩加納町相田字中道東乙）
国道121号大峠道路（松山町鳥見山字松原）
福島県道335号大平喜多方線（松山町村松字上川原）
国道459号 新潟方面（松山町村松字石田）
福島県道16号喜多方西会津線（一丁目）
国道459号 浪江方面・福島県道21号喜多方会津坂下線（一丁目 終点）

沿線情報

沿線には、押切川、熱塩温泉郵便局、喜多方市立熱塩小学校、有隣病院、会津村松郵便局、喜多方桜ヶ丘郵便局などがあります。これらの施設は、地域住民の生活を支える重要な拠点となっています。

福島県道333号日中喜多方線は、地域の足として、また観光の道として、これからも重要な役割を果たし続けるでしょう。

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